レンタル屋さんを辞めて以来、不安もあったが、
一人暮らしを始めた。
一人で生きていきたかったからである。
でも、生活するには、3つの仕事の掛け持ち。
昼間、服屋さんで働き、
夜は、広島焼き屋さんの手伝いをし、
空いてる時間は、デザインの仕事をしていた。
ある日、右手に力が入らなかった。
兆候は、あった。
酷い口内炎。
お腹のブツブツ。ニキビみたいなのが、こめかみに。
治らない。
大きな病院へ行ったけど、
大きすぎて、口腔科、皮膚科と分かれて診察。
なんともないと言われる。
それでも、病院へ走った。
たくさん回ったけど、医者は冷たく、なんともないと。
でも、一つの皮膚科で、
「これは、ヘルペスだね」と告げられた。
ヘルペス菌は、誰もが持っている。
でも、その数値が高いのだ。
看護士をしている叔母が、心配した。
「後遺症がなければいいが」
遅かった。
ヘルペスになると、片方の体、腕、足が、痛い。
それでも、働いた。
左手だけで運転し、右足の上に左足を添えて、運転。
体が、痛い。
整骨院へ行ってみた。
「あーヘルペスは、何故か片方に、後遺症が残るんだよね。」
皮膚科で分からないことが、違うところで、分かった。
酷い医者は、
私を裸にし、
「何で、こんなん見なきゃいけないの」
他の医者は、門前払い。
病院から、泣いて帰った。
医者は、選んだ方がいい。
これほど、嫌な気分になったことはない。