先生との絆が切れた気がして、病院に行く顔がなかった。
親戚の人に相談し、新しい病院へと転院。
新しい先生は、とても優しく、否定もしない。
話やすかった。
閉じこもった殻が破けた気分だった。
話すことは、いつも一緒。
「調子はどうですか」
うつ病と言っても、色々ある。
うつ病という木があり、副作用や、色んな症状の実がなる。
人それぞれだと思う。
頭に釘が刺さったように痛い。
これも、人による。
波もある。
調子いい時、どうしても、谷底に落ちていく感じ。
なんとも言えない。
先生にどう、伝えればよいか、前の日に考える。
隣の診療室から声が聞こえる。
「今年の阪神は、あかん」
皆、好きなことを言う。
精神科の先生は、話相手なのか・・・と思う程である。
私は、違う。
一つ、一つ、問題点を述べる。
時より、先生は困った顔をする。
たぶん、こんな症状はないんだろう。
過呼吸がひどい。目眩がする。
薬の副作用かもしれないが、薬を辞めるわけにもいかない。
だから、働けなくなった。
同じ病棟で出会う人は、障害の年金をもらってるらしい。
元気そうだ。
私は、自分で働きたい。
国に頼ったって、なんにもならない。
そして、入院を薦められた。