40肩? 石灰性腱炎、筋内のカルシウム沈着ですから・・・80代女性クライアントさん | 久留米市・トリフト整体院(全身調整):コンサルとシステム設計もしてる元理学療法士です

久留米市・トリフト整体院(全身調整):コンサルとシステム設計もしてる元理学療法士です

元理学療法士で2017年10月2日に福岡県久留米市に整体院を開業しました。ケアミックス病院の経営コンサルタントと、プロのSEと組んでシステムソフト設計もしてます。病院臨床は28年です。

玄関に立った時、右手は不自然に屈曲し、脇に引っ付いていた。

1年半ほど前に50肩と診断され、「ヒアルロン酸を5回打てば治ります。と言われて、5回打ったけど治らない。今は針を打ってもらってるけど治らない。」とのこと。

 

触ると、、、、棘上筋に沿って、また三角筋内に硬い硬結。関節裂隙にも堅い硬結。

筋硬結みたいな生易しいものではなく、カルシウム沈着、所謂、異所性骨化。筋肉内、腱にカルシウムが沈着して物理的に腱や筋、軟部組織を刺激して痛みを出していた。

 

腕は上げられないし、右下にして寝ることも出来ない。  そりゃぁ 辛かろう。。。

 

最近、女優の石田ゆり子さんが、「石灰性腱炎」で肩が痛いってネットニュースになってましたが、まさしくその状態。

 

それが1年半も続いているのに、精神は崩壊されず楽しい女性でした。

 

防御性収縮で肩甲下筋は膨隆して、肩甲骨の動きも出なくなって、上腕骨頭は前方に移動していました。

 

先ず信用していただくために、臥位で骨頭を調整して、痛み無く120度までの挙上を可能にして、

「で?信用していただけましたか?」

 

この時点で大喜びしていただいたので、そのまま腹部や股関節、膝や仙腸関節(骨盤)を調整して、再び肩に戻りました。

 

「筋肉や靭帯、関節周囲に、カルシウムの塊がいらっしゃって動かすと痛いので、この子たちをつぶして循環で流してあげないと変わらないんですが、まぁまぁ痛いです。いいですか?」

 

「治るなら・・・」  「じゃ、頑張ってください!」

 

一つ一つをピンポイントで潰してこすって、流してを繰り返していくと、座った状態でも120度の挙上が可能、肩甲骨を剥がして左と同等の動きが可能となりました。

 

ただし、動かせなかった期間が長いのと、動けしたら激痛があったので、筋性防衛のくせはなかなか抜けません。

 

自宅でのタオル体操と振り子運動を指導して終了!

ちなみに、最終的には後ろ髪の洗髪が出来る状態にはなりました!

 

久々に本物の「肩が痛い人」を診ました。  楽しかったぁ!

 

ご来院ありがとうございました!