鯛の尻尾よりもイワシの頭!!ポンコツでも可愛い【ハチマル】の日本車 | クルマのイラスト|くーぺ

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クルマのイラスト作成

 

今まであまりイラスト素材として手を付けずにいた【ハチマル】(1980年代のクルマ)ですが、ようやく独自のイラストの方向性が見えてきましたハチマル赤

 

 

 

べぇ~それはコレですみゅちゃんうさぎ

 

 

 

 

イラストはダイハツシャルマンの2代目(1981年~1988年)ですが、決してシャルマンがポンコツだったという意味ではありません宇宙人おやしらず

別に他の車種でも良かったのですが中級クラスの車種はとても庶民的で、また最もポンコツ感が似合う位置にいたように思えます。

もちろん後付けのフォグは断線、放置で点灯しません(笑)

 

ウレタンバンパーが微妙に歪んでいたり、コーナーに擦り傷があったり、交換したドアの色が微妙に違っていたり、サイドミラーがガムテープで補強されていたり、純正アルミホイールがくすんでいたり、リップスポイラーみたいな部分がサビていたり、ボディにスプレー缶で塗った形跡があったり、モール類が浮き上がっていたり・・・・

こんな状態でもワイパープレートは新品に交換されていたり、定期的にオイル交換されていたりと、オーナーの『まだまだ乗ってやるぜッ』という気持ちが所々に表れていたりします。

 

【ポンコツ】とは何か・・・クマお茶

ことクルマに関しては、新車からの使用期間が長くなると低年式車というレッテルが貼られ、それと同時に市場価値が極端に下がる傾向にあります。そしてクルマも物ですので長く使うとあちこちに不具合いが出てきます。終いには使用に耐えない状態でガラクタ、スクラップとなっていきます。

その過程の中で『ポンコツ』『オンボロ』などと呼ばれる状態があるのですが、『オンボロ』とは元来【襤褸】(ボロ)のことで、長きに渡りその使命を全うしたボロ雑巾などが良い例ではないかと思います。なので『オンボロクルマ』とは長く使用され、もうこれ以上は使用に耐えないような状態のクルマといっても良いかと思います。

 

一方『ポンコツクルマ』は必ずしも長く使い古されている状態でなくても、装備など各所に不具合いがあって、クルマとしては使えるのですが本来の機能を100%発揮出来ずに、非常に使い難い状態のクルマ、そういって良いのではないかと思います。

 

では、何故ハチマルは『ポンコツ』が似合うのか・・・

『ナナマル』時代のクルマは構造がシンプルで賞味期限も短く、新車から10年もすると鉄くずとなって消えていくか、逆に骨董品のように扱われているためポンコツという地位を与える期間が無かったように思えますが、『ハチマル』は生産技術の向上から『ナナマル』よりも長持ちし、中途半端な状態で長く使用された車種が多く、特に不人気車種ほど『取り敢えず乗れれば良い』的な感覚で大事にもされずに単に足として長々と乗られていたように思えます。

 

更に排ガス規制もあり各メーカーはエンジン開発とともに、装備の充実を図り『移動手段』という道具から『快適に乗る』という感覚に変わってきたように思います。

しかし、今までの殆んどが鉄で出来ていて何でも手動で動かしていた『ナナマル』に比べて高級感があり安全なウレタン樹脂や【パワー〇〇】といった電動装備が仇となり、エンジンなどの機関は調子良いのにウレタンパーツが褪せてしまったり、細かな電気装備が先に壊れてしまい、不自由な状態で使用するといった厄介な個体が多く見られた時代であったことが私的に【ポンコツクルマ時代と思えた】ということです。

 

1980年代は各メーカーから高級車が続々と登場した時代でもありますが、この高級車がポンコツになると痛々しさだけが感じられ、とても可哀想に思えていました(~~)

高級車は高級感が失われた時点で役目を終えさせてあげた方が良いと思いますが、中級車はポンコツと呼ばれようがお構いなしに堂々としていたところが逆に魅力的で、1980年代のクルマの象徴であったように思えます。

 

長々と主観を並べましたが、何となく【ポンコツクルマ】っていう響きが可愛らしく思えただけでしたヒヨコヒヨコヒヨコ

ですが、今の現行車達もこの先ポンコツになるのでしょうか・・・そうなるとやはり痛々しさを感じてしまうかもしれません。

 

 

 

 

【HP1号】

 

 

【HP2号】

 

 

 

 

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