西洋における龍の立ち位置 | カルラのたわごと

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~ちょこっとスピかな~

こんばんは、春希です。

 

大層なタイトル付けましたが、ちょっと気になった

んで龍さんの事で。

 

江の島の龍宮です。

 

先日、京都大学名誉教授の山中康裕先生の月一の

講座で龍の事が出ました。

ユング派の分析学者「アドルフ・グッゲンビュール」の

著書です。

ドイツ語で書かれているのを山中先生が訳されました。

ギリシャ神話や聖書を元にして、心理学的に悪や善に

ついて書かれています。

その中で、龍の話が出てくるのですが、英雄にとっては

龍殺しは自我形成のイニシエーションではないかなど。

西洋の龍、ドラゴンと言った方がいいですかね、悪の

象徴みたいな扱いで、聖書のヨハネの黙示録にも民に

災いをもたらすようなものとして書かれています。

ユング心理学では、龍は母性の陰性的(ネガティブ面)

を象徴していると言われているそうです。

この辺の解釈ちょっと難しいのですが・・・。

 

龍を神そのものとして信仰したり、神の使いとして考え

ている日本人としては中々理解しがたいものでしょうが

まるっきり別物として考えた方がいいでしょうね。

 

私も箱庭のアイテムに龍を加えたくて色々と探している

のですがフィギュアとかあってもドラゴンぽい物が多くて

なんか違うなあって感じてしまいます。

 

日本神話の中にも悪龍は出てきたりしますが、西洋と

違って龍=悪にはなっていないですね。

日本では、龍の種類も白、黒、青、緑、赤など色でわけ

ているのもありますし、存在している場所でも天、地、

水、火とかありますし、水の中でも海、川、湖、池、沼

井戸、地下水など色々とありお役目も違うみたいです

ね。

神道と仏教でも解釈がちがいますし深くさぐればおもし

ろいですね。

 

私は龍は自然霊のエネルギー体でそれに触れて感じ

る方が脳の中で変換して龍の形に見えるのかなあと

感じました。だから個人的な事に関わったりとかより、

もっと大きなもの地球レベル的なバランスを取ってい

るんじゃないかと思います。

これは私が勝手に感じている事ですが。

 

私はヒーラーさんとかでは無いのでめったに無いですが

こちらでご祈祷受けている時に白龍さま拝見しました。

最初は本殿にでっかい絵が掲げてあるなあと思っていた

んですがちょっと動いたような気がして????と思い、後で

そばに近づくと何もなかったです。

たぶん意識して、出て出てとか思ってたら見えなかった

でしょうね。

 

こちらは倶利伽羅龍王で不動明王が右手に持たれて

いる剣で、この龍王自体がお不動様の化身とも言わ

れててます。私はなんか格好良くて好きです。

身体にまとっている炎は迦楼羅(かるら)炎といい、私の

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はるき