こんにちは、春希です。
昨日、出版社「幻冬舎」の見城徹さんの「読書言う荒野」を
読了しました。
折しも最終章で三島由紀夫さんの事が書かれていました。
本日は三島さんが自決された日です。1970年11月25日
思想的な話はここではしたく無いので避けますが、私の大好き
な作家のお一人です。
全ての作品を読んでは無いのでえらそうな事は言えませんがや
はり一番好きなのは遺作となりました「豊穣の海」シリーズですね。
簡単に言えば「輪廻転生」の話しです。
私は特に好きなのは第一部の「春の雪」ですね。
究極のラブストーリーです。
お互い好き同士なのに気持ちをうまく伝える事ができない主人公
が恋人が宮家に嫁ぐ事が決まってから禁断の恋に落ちていくと
いうお話しですが、最後はものすごく切ない終わり方です。
主人公が雪の中で高熱にうなされながら出家した恋人に会う為に
寺院を何度も門前払いされながら歩いていくシーンは特別美しい
です。
行定監督により映画化もされましたが、思いれが強すぎて冷静
に視られませんでした。外したらダメだろとかいうセリフ抜いたり
してましたんで、私的希望で(;´∀`)
折しも、三島さんが切腹された時間にブログあげる事ができ
そうです。黙祷してからあげます。
今日は、「春の雪」に浸り、究極の恋愛について考えてみます。
お初天神内「曽根崎心中」お初、徳兵衛より愛をこめて
春希