本日、映画ガンダムⅠ、Ⅱ、Ⅲを鑑賞してきました。

観客は、若者、というより、当時からのファンの方が年齢層として圧倒的に多かったですね。

画面がちょっと小さかったですが、さすがコンサートも行われる会場だけあって、音は、低音が効いてて、臨場感バッチリでよかったです。

通して観て、

当時は気が付かなかったのですが、

絵はTV版と比べて綺麗で、これ、全部もしくは殆どが書き直されてるんでしょうか。

それに従い、セリフも違っている印象で、TV版と比べて、だいぶ端的に、ストレートに語られていたという印象です(実際に比較していないのでわかりませんが)

 アムロは、ジャブローからソロモンに行くくらいで、急速にニュータイプとして成長しますが、特に戦闘技術に特に長けてゆきますが、そもそもニュータイプの能力は、「戦いのためのものじゃない」わけですので、ニュータイプとして、一番理想的なのは、ミライさんなんじゃないかと思ったんですね。

スペースグライダーのライセンスを持つ程度(とはいえ、これがどれほどのものかははっきりとはわかりませんが、)で、大型戦艦であるホワイトベースでいきなり大気圏の突入し、地球での地上スレスレで飛んでみせたり、背面飛行したり、アムロも初見でガンダムを乗りこなし、ザク2機を倒しちゃったりしてますが、いやいや、ミライさんも負けてないですし、先読みや、勘、すべてに抜きん出ていたのかな、と気が付いたんです(やたら、ミライさんのそういうシーンが強調されていたような)。そして、ミライさんは戦いのため、でないところ、人を生かすために能力を発揮していたように思うんですよ。つまり、これが本来の能力の使い方ですね。まあ、マチルダさんには「心配性」と片付けられてしまいますが、、、。

あと、ジオンはどんどん矢継ぎ早にモビルスーツを開発しますが、マグネットコーティングというアップグレードこそすれ、一台で最後まで通用するガンダムを開発したテムさんは、凄いとしかいいようがない(低酸素で認知症みたいになっても自分なりに向上心を持って精一杯いいものを開発しようとしている心掛けも素晴らしい)。またジオンは、ニュータイプの育成にもそうそうにめをつけますが(結局、ニュータイプを戦いの道具として利用します。)、これもまた、結局は現場叩き上げのアムロを越えるニュータイプを作れなかった(いや、ララァのほうが上だったのかもしれませんが)。ララァは、アムロに、出会うのが遅すぎた、というものの、あなたには帰るところも、守るべきものもない。それは戦う理由がないということで、それでも戦っているのは、不純だ、と苔下ろします。「シャアをイジメる悪い人」といった発言が映画版にはなく(なかったと思いますが聞き漏らしか?)、それがないことでかえって、言いたいことがブレず、わかりやすい気がしました。

そして、明らかにニュータイプとしては自分より劣り、邪魔をして割って入ろうとしてくるシャアを守る為に命を落とすのです。


とはいえ、レイ親子は、連邦の勝利にかなり貢献したといえるでしょう(テムさん、階段から転げ落ちてしまいますが、それで亡くなっていないことを願います)。

マクベ氏が亡くなるシーンや、マグネットコーティングを受けるシーン、そして最後にアムロが脱出するときララァとの対話シーン(もしかしたらホントはあって、この時解離がおきていたやも)がカットされていたのは映画版の残念なところですが、

いやぁー、よかったです。

最高の時をすごしました。

また、こういう企画やってほしいです。




ツノは?


画面がもう少し大きければ、、、でも最高でした。