皆さんは西本智実さんという方をご存知でしょうか?
世界中で活躍する女性指揮者です。
いつも拝見させていただいてるブログに彼女の名前が出てきたので、なんとなく彼女のオフィシャルサイトを検索してみました。
・・・・・何この人すげぇよ。
普通に日本生まれ日本育ちなのに、世界各国で活躍。
ロシア語とドイツ語ができる。
もちろん指揮の腕は世界で認められている。
でも私が何より胸を打たれたのは彼女のオフィシャルサイトのメッセージ欄。
世界中で頑張って音楽と向き合っている姿の中に垣間見える、日本を思う気持ち。
まぁ彼女は10年以上海外で活躍しているわけだけど、私なんてアメリカにしかいないけど、どんなに慣れてもどんなに頑張っていても、少しだけ振り返ってしまいたくなるその気持ちはすごくわかるなぁ~と思いました。
留学、っていうとみんな普通に「すごい」って言う。
でも海外で活躍する=幸せだとは限らない。
異文化で暮らすこと、言葉の違う国で生きること、その過酷さ。辛さ。生半可なものじゃない。
海外で活躍している人たちの実態は、確固たる意思と目的の元海外で頑張る、なんていうみんなの想像とは少し違うと思う。
みんな迷いながら、これで良いのかと迷いながら、後ろ髪引かれるような思いで前に進んでいる。
それが実態。
もちろん波はある。海外に出て良かったと思う日とそうじゃない日。
でも結局みんな、流されながら、しがみつきながら、それでも日々暮らしているんだと思う。
その点は日本でも同じかな?
でも、本当に海外で「活躍」する人とそうじゃない人の違いは、自分のやっている事が好きかどうかの違いだと思う。
卓球の愛ちゃん、指揮の西本さん、フェンシングの太田さん。
好きっていう強い気持ちと上手くなりたいという信念があれば、海外での辛い生活も少しは苦じゃなくなるのかもしれない。(本人の精神力にもよるけど)
そんなことを考えていると、自分はどうなんだろう?とやはり疑問に思ってしまう。
最初の留学のきっかけは、単にエリートっぽくてカッコよさそうだったから、なんていう幼い憧れだった。
(すぐに自分がエリートじゃないってわかったけど 笑)
でも面接のときには「英語が上手くなりたいから」とか言ってたっけ・・・。
じゃあ実際英語が上手くなった今はどうなんだろう?
日本で就職して英語が使える職に就くには今の英語力は十分。
じゃあ何のために今ここにいるんだろう?(大学の学位もらうという以外で)
ホームシックというわけじゃないけれど、もう少し明確な目標がほしくなった。
そうすればきっと、もっといろんなことが頑張れる気がする。もっといろんなことに責任を持てる気がする。
最近気づいたのが、私は別にエリートになりたいわけじゃないということ。(なりたくてもなれない人が言う台詞じゃないけど)
もちろんお金持ちにはなりたい。
でも大企業に勤めて、テキパキ仕事をこなす、というだけにはどうも憧れない。
だって自分の幸せや理想を思い浮かべるとき、いつも思い浮かべるのは綺麗なオフィスや豪邸よりも、仲の良い友人や家族の姿だから。
じゃあ彼らとお手手つないで仲良く甘ったれて暮らしてれば幸せなのかと聞かれればそうじゃないと思う。
ちゃんと有意義な仕事をして、その上で彼らとテーブルを囲んで食事をしたり、仕事の喜びを分かち合ったりしたい。
小さくてもいいから、堂々と「社会のためになるサービスを提供している」と言えるような仕事がしたい。
そのために、今私はここで何が学べるのか?ここじゃなきゃいけない理由はなんなのか?
いや、ここじゃなきゃいけない理由なんて本当はどこにもない。どこにいたって学ぶことはできるんだから。
でも、ここだからこそ学べることはあると思う。
バブソンだからこそ学べること、・・・それはやっぱり起業とビジネスに限ると思う。
私は社長という肩書きに憧れてるわけじゃない。
別に高級車を乗り回して銀座で寿司を食べたいわけじゃない。(オヤジ臭いし・・・笑)
根底にあるのは、大好きな仲間と有意義な仕事がしたい、ただそれだけ。
青臭い夢物語で終わらないように、やっぱり私はここで学べることだけのことを学んで、大事な人たちを守れるだけの力を蓄えなきゃいけない。
現実の社会と向き合えるだけの力を。
こういうことを思いはじめるっていうのは、やっぱり私が19歳だからなのかもしれない。青臭くってまっしぐら。
少し恥ずかしい気もするけど、これでいいような気もする。
大人や社会の不条理を流せる処世術も最終的には必要だけど、今、この年齢で何かを強く想うっていうことも、絶対必要なことだと思う。
だって最終的には、こんな純粋で青くさい強い思いが、海外での生活を乗り切る力になるんだもんね?