連載102 【矢作に残る戦争の痕跡 巡洋艦「矢矧」】 その2 | 東海愛知新聞『矢作に住んでみました』バックナンバーはコチラ

今回のシリーズは全8話(101〜108話)

 

内容は、

 

岡崎市矢作町にある、矢作神社に奉納されている

 

巡洋艦「矢矧(やはぎ)」

 

について書いている

 

「矢矧」 とは 「矢作」 の旧字体で

 

私たちがよく知る、矢作川から取られた

 

艦名であるが

 

どうして、巡洋艦の艦名に「矢矧」と名付けられたのか

 

それは、ネタバレになってしまうので

 

ここでは言えないのだけれど

 

矢矧は有名な戦艦大和とともに出撃し

 

戦艦大和とともに沖縄の海に沈んだことで有名である

 

今も、深い海の底に横たわっている

 

その大和は、松本零士氏が描いた

 

「宇宙戦艦ヤマト」

 

のおかげで、あまりにも有名だ

 

矢矧が、どうして大和とともに出撃したのかというと、

 

巡洋艦とは、戦艦を護衛する役割があり

 

当時の矢矧は、戦艦大和を護衛する役割を持っていたためである

 

アメリカからの標的を大和から逸らすため

 

矢矧は囮となって、集中砲火を浴び

 

耐えに耐えた挙句、冷たい海の底に沈んでゆく

 

そんな艦であった

 

宇宙戦艦ヤマトの作者、松本零士氏も

 

作品の中に、矢矧の姿を描いている

 

しかも、途中でデザインチェンジもされている

 

それを、お知り合いから教えてもらった時

 

私は異常に嬉しくなって、感動してしまった

 

作品の中では、ヤマトが宇宙を進んでいたように

 

矢矧も宇宙を進み、宇宙を航海していたのである

 

 

 

 

 

 

 

 

▶︎行ってみよう❗️巡洋艦「矢矧」が奉納されている

矢作神社はコチラ