松平二代目泰親、三代目信光が滅ぼした中根大膳を訪ねて | 東海愛知新聞『矢作に住んでみました』バックナンバーはコチラ

15世紀初頭

 

豊田市の松平郷にて、勢力を伸ばしていた

 

松平家

 

二代目泰親(やすちか)は

 

三代目信広、信光を伴い

 

岩津に進出すべく、

 

岩津の大膳城を目指した

 

そして、

 

大膳城の城主

 

中根大膳を討ち滅ぼしたという

 

その

 

大膳の霊を祀る

 

「塚」

 

円福寺境内に、残されているという

 

それが

 

稲荷社なのだそうだ

 

今まで、何度も円福寺を訪ねているけれど

 

稲荷社なんて、あったかなぁ・・・

 

記憶をたどりながら

 

確認に行く

 

すると

 

あった、あった

 

ありました

 

このお社のことは

 

ずっと、役小角をお祀りするものだと

 

思っていた

 

 

中を覗かせていただくと

 

確かに、狐さんがいらっしゃって

 

若一神社の文字が見える

 

 

 

 

・・・・・

 

・・・・・

 

なるほど

 

そういうものが

 

ちゃんと残されていたんだ

 

 

松平氏がくる前に

 

岩津の地を繁栄させたであろう

 

中根大膳

 

彼の功績もまた

 

大きかったに違いない

 

愛嬌のある狐さんたちに

 

見守られながら

 

ご挨拶をさせていただいた

 

 

 

 

 

そして

 

円福寺横の墓地に

 

残されている

 

長澤松平家のお墓と

 

円福寺ご本尊にも

 

しっかりお参りをして

 

帰ってきた

 

 

 

数ある松平家の中でも

 

長澤は

 

特異な使命と運命を

 

背負った一族であると思う

 

 

 

 

 

 

参考資料

東海愛知新聞「まほろばの里 阿部太郎氏」

 

 

 

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