2019年 5月11日(土)12日(日)神明宮例大祭が行われました。
市内に「神明宮」と呼ばれる神社は11社ありますが、岡崎市で
「神明宮」と言えば、能見の神明宮のことをいうそうです。
5月の神明宮例大祭は、収穫を祈念するお祭り。
菅生神社は、夏病みを除災する夏祭り。
岡崎天満宮は、豊作を祝う秋祭り。
これら三つのお祭りは、岡崎の三大祭りと呼ばれています。
見どころは、
神事の「御神輿渡御(おみこしとぎよ)」と、
祭事の「山車の曳き回し」です。
「山車」の読み方は、その年によって「だし」と言われたり、
「やまぐるま」と言われたりします。
特に、「御神輿渡御(おみこしとぎよ)」では、
神明宮の御神体を神輿に移し、氏子各町を巡る、
大変重要な神事です。江戸時代中期からほとんど変わることなく
引き継がれており、大変貴重な祭礼風景と言えるものです。
各町の山車とお囃子が個性的で、大変粋でもあります。
夜の山車の美しさも、一見の価値あり。
お近くへ寄られたさいは、ぜひ、参加されてみてはいかがでしょうか。
ライター:三田村ちはる
カメラマン:JJ