三河路に春を呼ぶ天下の奇祭 滝山寺鬼まつりへ行ってまいりました | 東海愛知新聞『矢作に住んでみました』バックナンバーはコチラ

平成31年2月16日(土)

三河路に春を呼ぶ天下の奇祭

滝山寺の「鬼まつり  」へ行って参りました!!

      

 

 

この「鬼まつり」は鎌倉時代から800年続

く、天下泰平・五穀豊穣のお祭り。

なんとなんと!愛知県の無形民俗文化財第一

号に指定されました

国重要文化財の本堂を舞台に、

孫・祖父・祖母の三人の鬼の面を被った

 

「冠面者」

 

が現れ、その鬼を松明を持った若者が追いかけ

ると言う、壮大な「火まつり」です

 

 

 

 

 

松明も30本というど迫力

それを国の重要文化財の上でやるのです

から本当に驚きです!!

 

もりあげ隊会員である倉橋ちゃんがいう

には、前日から本堂を水でしっかり濡ら

すそうですよ

 

それにして、昔からある建物は強いとい

うことなんでしょうか

 

真っ赤な服を着た孫の鬼が可愛いと評判

です

 

ボウボウと燃え盛る火を見ていたら、自

分の体からも、いろんなものがすっかり

落とされたような気分になりました

 

これは目がさめる~~~!!

 

知らない人たちとも盛り上がれる!!

 

 

帰りには、松明に使われた竹を参拝者が

持ち帰れるように配られます

この竹を持ち帰って、自宅に飾ると、

厄除けになるそうですよ

 

もちろん、私も息子ももらってきました

 

 

 

 

 

お祭りは午後3時から始まって、夜の8

時ごろに終わります

石段の途中には出店も出ますので、小腹

が空いても大丈夫

旧県営グランドの駐車場が解放され、そ

こから臨時バスが出ています。

 

片道大人200円、小人100円です

 

 

三河に春が訪れそうですね

 

  なんと!なんと!

中京テレビのインタビューを受けました

 

 

 

 

 

滝山寺とは

 

滝山寺は、岡崎市滝町にある天台宗のお

寺で、御本尊は薬師如来

『滝山寺縁起』によると、奈良時代、役

行者(役小角)が青木川で拾った金色の

薬師如来像を祀る吉祥寺として天武天皇

の命で創建されたお寺

 

役行者は伝説的な山岳修行者で、全国に

役行者の伝承が残っている

 

その後、

物部氏の保護を受け、本堂を建てるなど

再興し、鎌倉幕府の庇護を受けて、大伽

藍の造立がなされ、三河守護足利氏の保

護を受けた

室町時代、戦国時代には勢力が衰えるも

のの、徳川家の庇護を受け復興された