徳川家・松平家の菩提寺 大樹寺の春 | 東海愛知新聞『矢作に住んでみました』バックナンバーはコチラ

こんにちは。

愛知県三河の主婦ライター「みたはるこ」です。

今日は、風もなく、とてもいいお天気に恵まれました。

そして、桜は満開を迎え、季節を謳歌しています。

 

車で走っていても、町中のあちこちから、

やわらかそうな淡い色が、目に飛び込んでくるので、

どこへ花見に行こうか、迷うほど。

 

今年、あなたはどこへ花見に行きましたか。

お目当ての桜はどこですか。

これからでも、まだまだ間に合いそうですね。


 

徳川家・松平家の菩提寺 大樹寺の春


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今回、ご紹介するのは、愛知県岡崎市鴨田町(かもだちょう)にある


 

「大樹寺(だいじゅじ)」

 

少し前に、大樹寺の参道でみつけた緋色の桜、


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寒緋桜(カンヒザクラ)






 

 

をご紹介しましたが、

大樹寺は、カンヒザクラだけではありません。

いままさに、境内の桜が満開を迎えています。



 

 

大樹寺は、徳川家・松平家の菩提寺であり、
歴代当主の墓や、歴代将軍の位牌が

安置されているお寺として有名です。

 

また、大樹寺の山門から、岡崎城の間には、マンションなどの

高層建築物を建てる事が出来ないよう、条例で定められています。

それは「ビスタライン」と呼ばれる眺めのため。

山門から岡崎城をみることができるよう、

その眺望が、守られているのです。

 

実際に、その山門から、

遠く離れた岡崎城の姿をみつけると、

感動すること、間違いなし。







 

 

他にも、境内にある松平家の墓は、

豊田市の松平郷にある高月院の墓から分骨され、

初代、2代、3代の墓が作られた、など。

 

 

大樹寺は、見所満載のお寺なのですが、
またの機会を見つけては、ひとつずつ丁寧に
ご紹介できれば、と思います。
 


 


今回は、夕暮れの空に桜が揺れる大樹寺をどうぞ。




真っ白な桜に包まれた境内は
まさに、別世界。


松平家のご先祖様達も、
こころ癒されている事でしょうね。