これは究極の菩薩行・代受苦と

しかいいようがない実話

 


いつもご覧くださる皆様、

本当にありがとうございます。

心から感謝致します。

皆様にとって良い事が

たくさんありますように!

 

昨日の話に通じます。

 

仏教に菩薩行という言葉があり、

 

人間が悟りを開くために行うと

 

よいことをさします。

 

その中でも

 

他人の苦しみを

 

代わって受けるという

 

「代受苦」というものがあります。

 

以前書いたことがあったのは、

 

瀬戸内寂聴さんが

 

東日本大震災で亡くなられた方に

 

対しておっしゃっていた

 

ことに関する記事です。

 

誰にでもできることはありません。

 

 
そして、
 
もうこれは究極の菩薩行であり、
 
代受苦としか言いようがない
 
実話がありましたので
 
書いておきます。
 
現在、公開されている
 
「ディア・ファミリー」こと
 
清武英利さんのノンフィクション
 
『アトムの心臓』のお話です。
 
 

以下、ネタバレを含みます。

 

 

 

現在は

 

東海メディカルプロダクツの

 

会長である

 

筒井宣政さんが次女で先天性の

 

心臓疾患(三尖弁閉鎖症(指定難病212))

 

 

 

をもっており、

 

余命10年と言われた

 

佳美さんのために

 

医学者ではないものの

 

人工心臓を作ろうとしたところ

 

から話がはじまります。

 

しかし、

 

金銭面や医学界の慣習などに

 

阻まれて、

 

人工心臓の開発は断念します。

 

その後、

 

その知識を生かし、

 

外国産のものしかなく、

 

国内では事故が多かった

 

日本人など欧米人よりも

 

小柄な体型の方向けの

 

国産初のIABPバルーンカテーテルを

 

作ることになり、

 

それが約17万人の人の

 

命を救うことになるという

 

ことでした。

 

結果的に

 

佳美さんの命を救うことは

 

できませんでしたが、

 

彼女がそういった

 

重い病気になり、

 

筒井さんのことを後押し

 

しなければ、

 

このカテーテルはできておらず、

 

多くの人命が救われなかった

 

ことを考えると、

 

代受苦としか言いようが

 

ないと思えてしまうのです。

 

 

ひとことで言えば

 

彼女は多くの人の命を救う

 

ために生まれ、

 

この世を生きたといっても

 

過言ではないと思うのです。

 

しかも自分の命を犠牲にする形で。

 

重く切ないですが、

 

非常に尊いことです。

 

繰り返しになりますが、

 

まさに代受苦ではないかと

 

思えてなりません。

 

このことが

どなたかのお役にたちますように!

この世に本当の偶然はありません。

全ては必要だから起こっています。

ご縁がなければ出会えないように

なっています。

そういうあなたとご縁があったからこそ、

本日、

このブログで出会うことができました。

ここまでご覧くださり、

本当にありがとうございました。

皆様にとって良き日、

良き時間でありますように!

合掌