韓国語の勉強を始める前は、韓国語には二人称がないのかと思っていました。

それには理由があって、日本語のように常に「あなた」と言うわけではないのです。


まず、一番一般的なのが「ノ」対等の人か目下の人に使います。

あなたは=ノヌン

あなたが=ネガ

あなたに=ネゲ

あなたを=ノルル

あなたの=ノエ


口語体では「ニ」と発音する時もあります。どうですか?助詞によって音が変わるんです。

この状態で「あなた」と言う単語はなんと言うのと聞かれて即答できます?


もう一つ「タンシン」と言う単語もあります。

この単語は助詞によって音は変化しませんが、相手の名前がさっぱりわからない時や、夫婦間、あるいは喧嘩するときに使うイメージがあります。

少し、堅くてきついイメージなんですね。普通の和気藹々とした会話の中ではほとんど使わない言葉みたいです。


「チャネ」と言うのもあります。これは目上の人が目下の人に使うイメージがあります。「君」の感じですかね。


歌詞だと「クデ」と言うのもあります。これは歌詞限定で、会話では出てきません。歌で韓国語を覚えている方はくれぐれも会話の時にあいてに「クデ」なんて言わないでくださいね。


日本語で考えてみても「あなた」は、相手に語りかける時に使う単語で、第三者と誰かの事を話す時は「彼は」とか「彼女は」と言うむから、語りかける時に相手の事をなんと呼ぶかと考えると…


ここで出てくるのが韓国語独特の上下関係を表す呼称


年齢が近い時は…

男性が年上男性に呼びかける時は「ヒョン」

女性が年上男性に呼びかける時は「オッパ」

男性が年上女性に呼びかける時は「ヌナ」

女性が年上女性に呼びかける時は「オンニ」


年齢が離れている時は

「ソンセンニム(先生様)」だったり「サジャンニム(社長様)」だったり


年上が年下に呼びかける時は

「ハクセン(学生の意味ですが、学生くらいの年頃の人なら学生かどうか判らなくてもこう呼びます)」

「アガシ(お嬢さん)」

「チョンガ(独身男)」


年齢に関係ないところでいくと

既婚女性に呼びかける時は「アジュンマ/アジュモニ」

既婚男性に呼びかける時は「アジョッシ」


夫婦や恋人間限定なら「ヨボ」とか「チャギ」と言うのもあります。

「チャギ」と言うのは元々「自分」と言う意味なのですが、恋人や配偶者は自分の分身だから「自分」と呼びかけるんですかね。


ほらね、いかに「あなた」と言う二人称の活躍の場が少ないか判りますよね。


もしも、私たちがFTメンバーに呼びかけたい時はやっぱり名前ですね。

この時、1つだけ気を付けなければ行けないことはくれぐれも姓だけで呼びかけない事。

めちゃくちゃ失礼になります。

フルネーム又は下の名前でどうぞ。


名前で呼びかける時の呼び方は以前BBSに書いたけれど、そのうち、ここでももう一度書いてみますね。

今日はこのぐらいで。


韓国語を勉強すると、一番最初に覚える動詞が2つあります。




ハダとトゥェダです。


ハダは英語のdoに当たるもので、漢字語(中国語が元になっていて、本来は漢字で表記される単語)について「~する」を表します。




たとえば


結婚(キョロン)ハダ で「結婚する」


食事(シクサ)ハダ で「食事する」




語尾が変わっているだけで


ハダ ヘ(ヨ) ハセヨ ハシプショ ハプシダ ハルッカ(ヨ) ハルッケ(ヨ) ヘッチマン ハゴシッポ(ヨ)


全部このハダです。ちなみに意味は


する します してください してください しましょう しようかな するからね しても したい




トゥェダは英語のbeに当たるもので「~なる」を表します。


カスガ トゥェダ 歌手に なる


などと使いますが、ハダのように漢字語と組み合わせると「~される」と言う受け身のような表現になります




使用(サヨン)ハダ 使用する


使用(サヨン)トゥェダ 使用される




選択(ソンテク)ハダ 選択する


選択(ソンテク)トゥエダ 選択される




連絡(ヨルラク)ハダ 連絡する


連絡(ヨルラク)トゥェダ 連絡される・連絡が付く




このトゥェダは「なる」だと書きましたが、


動詞の前に付けて、「~しない」とか「~くない」と言う意味に使う否定の副詞「アン」を付けて


「アン ドゥェ(ヨ)」で、「ダメだ」と言う意味に使います。




で、タイトルの表現になるわけ。


「なりませぬ~」ねっ。日本語でも「ならぬ」とか「なりません」って「ダメだ」って言う意味を持っているでしょ。


もっとも時代劇か何かでないとあんまりみかけませんけどね。




韓国語って驚くようなところで、日本語と共通の部分が出てくる事があります。


(゜ロ゜屮)屮