この記事は、2022年9月18日にWORDPRESSで書いた私のホームページの記事を移行したものです。

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2022年9月13日(火)

朝起きて、左肩を動かすと劇痛が走ります。前後左右に腕を回してみると、数か所で劇痛が起こります。寝ている時に肩を冷やしたか、知らぬ間に肘枕をしてしまったのかなと考えましたが、尋常じゃない痛みなのです。実は、前(たぶん2年ほど前)にも同じようなことがあり、近所のH整形外科に行ったこともあるのですが、その時よりも痛みが激しいのです。その日は家にあった痛み止めを飲み様子をみましたが、改善しません。おまけに夜は無意識で腕を動かすとその都度飛び起きました。

2022年9月14日(水)

翌日、H整形外科に行き、状況を説明しレントゲンをとると、ドクター曰く「カルシウムがたまっていますね」とのこと。ちょうど上腕骨と鎖骨の間の棘上筋(きょくじょうきん)の端に、2センチほどの雲のような影があるのです。これが神経を刺激して一定の角度で動かすと劇痛が走るようです。ドクターが「暫く痛み止めで様子をみますか?それとも前のようにステロイドを注射しますか?」と言うので、前回は、約3週間も我慢をしたのにあまり改善しなかったという記憶から、「注射をお願いします」と回答しました。この注射は、飛び上がるほど痛かったですね。看護師さんに両肩を動かないように押さえられ、ドクターはエコーを見ながら場所を決めるのですが、「動いたから、針がうまくはいらなかった」と言われるわで散々でした。なお、ドクターは、「ステロイドは組織が弱くなる」とのことで自然治癒優先を言うのですが・・。

家に帰って調べると、病名は「石灰沈着性腱板炎」といい、YouTubeで医師の解説がいくつかあり、参考になりました。(Google検索のテキスト情報より分かりやすい。)その中で、バレーボールやテニス等の腕を頭より上にあげるスポーツ選手に多いとのことですが、自転車はないんです?? 確かに、上にはあげないですね。でも、共通するのは、腕への負荷とその頻度がありますよね。ボールを当てた時の腕への負荷は高いですし、回数も多いですよね。一方、自転車は地面から来る腕への負荷は高い上に、常時の振動は、共通ではないでしょうか。それとも、私の自転車の姿勢のせいなのか?

2022年9月15日(木)

翌々日、痛みは7割消えていました。本当に嘘のようによく効くのです。この日は、コロナ下で行かなかった「日帰り温泉」に入って温めてみることにしました。(この時期はコロナのピークアウトが言われ始めていました。) 案の定、痛みはさらに消え、特定の角度でのわずかな痛みになりました。

2022年9月16日(金)

ヒルクライム以来初めて自転車に乗り、ポタリングで海岸を15キロほどゆっくり走ってみました。やはりまだ振動が気になるのと、ちくちくと痛みが残りますね。でも、こんなに早く自転車に乗れるなんて「奇跡」に近いですね。回復&復帰を心待ちにするばかりです。

(参考)近所のH整形外科のドクターにはいままでいろいろとお世話になっています。いままでにかかった病気は、前述の「石灰沈着性腱板炎」と、左腕の「テニス肘」(上腕骨外側上顆炎)があります。テニス肘は、症状として簡単に言うと「ビールの中ジョッキが持てない」というもの(私にとっては社交上の一大事!?)で、指を反対方向に反らすリハビリで自然治癒(約2か月)を待ちました。これもやはり、自転車による腕に負荷が原因と思いますね。

2022年9月21日(水)

やっと痛みが気にならない程度になりましたので、久しぶりにいつもの練習に行ってみました。距離は35キロで、R2からジェームス山(110m)と垂水健康公園(120M)の2山のヒルクライムコースですが、左腕の痛みは意識しないようになりました。完全とは言えませんが、これでロングライドに復帰できそうです。

2022年9月25日~27日

本格的なソロロングライドはまだ自信がないので、明石から大阪に、独居のお袋の様子見(介護)を兼ね、いつもは車なのですが、ロードバイクで行ってみることにしました。片道75キロで、到着後二泊し、3日目に復路75キロで往復150キロを走ってみました。今までに5~6回は走ったことがあるのですが、何とか完走はできました。これで完治ですね。さあ、ロングライドをやろう・・。