コロナ対策とオンライン体験のクルーズ

                         

2022年12月15日(木)    横浜港 出発

コロナ禍で3年近く世界中のクルーズは全て中止。このにっぽん丸は、その後の日本発の唯一、最初の海外クルーズで、新聞TVのニュースになっていました。私は妹と、別の船会社の105日間「南半球世界一周クルーズ」に早くから予約しスケジュール調整していたのに、10月末に中止決定。妹は、2年先の予約継続の手続きをするとのこと。私は折角スケジュール調整済なので、ネットで探したら、同じ日の出発で48日間、「にっぽん丸で航くモーリシャス プレシャスクルーズ」に出会いました。私の20回ほどの海外クルーズ経験は全てFly & Cruise で、海外の港まで飛行機で行き、現地のクルーズ船に乗り込み、又、飛行機で帰国する2週間程度のクルーズばかりでした。大きな荷物は宅急便で「自分の部屋を船に乗せて移動する」形のクルーズなら何とかなると急な決断でしたが、このにっぽん丸に初めて一人参加の船旅を決めたのでした。

12月17日(土)          海上

3年近く、世界中でクルーズ中止はコロナ蔓延の為で、今でもコロナ対策は厳しいものです。

乗船証:毎日の検温のデータや食事の座席などが、万が一のために、乗船証に全て記録されます。

検 温:1日に1回。サーモカメラで乗船証に自身で検温入力が義務です。忘れていると、部屋のドアノブに「至急検温を」とメッセージが張られるほど。私も1回はられました。

PCR検査:乗船前も含め、帰りのシンガポールまで合計9回のPCR検査がありました。

1回目:乗船1週間前に自宅に検査キットが届き、唾液をキットに収め返送。

2回目:出発前に横浜港の集合場所に1時に集合し、しっかり検査。

3回目以降:航海中、どこかに寄港する前日には、必ず全員検査になります。

今日朝 石垣島寄港前の3回目の検査で、陽性者一人が判明。同伴者とともに沖縄の病院に搬送されることになりました。乗船前に、高額の旅行保険加入を薦められた理由が理解できました。

12月20日(火)           海上

船には200数十名の船客が乗船し、ほぼ高齢者only状態の中で、ご夫婦での参加が7割ぐらい。親子・姉妹・友人同志・シングル参加が3割ぐらい。90歳を超えた方も乗船されています。

12月23日(金)           海上

今朝 明日のシンガポール寄港前、4回目PCR検査で、皆がOKとの報告。船という限られた空間で、毎日の検温と3~4日おきのPCR検査により、私たちは守られているように感じます。

12月25日 (日)         シンガポール 

海の上でのオンラインについて、オンラインのベテランに聞いても、海に出てみないと使い勝手はわからない、とのこと。出航後すぐに船内Wi‐Fiプリペイド1時間(2,000円)の手続きをし、ID・パスワードをいれてLog-inしたら、即座につながりLINEも日本と同じ使い勝手で、1時間はすぐなくなり、次は、10時間(15,000円)にしました。私が持ち込んでいるWi-Fiを使う機器は①スマホ ②パソコン ③電子書籍kindleの3種です。スイートの船客かプリペイド一括75,000円でWi-Fi使い放題でしたが、結局、私は41時間使い合計62,000円払いました。

まだまだ高いですが、十分に使う機会が多く、使い勝手も変わりなく、便利でした。

今日は日曜。所属している教会の礼拝にZoomで1時間ほど出席しました。コロナ以来、所属の教会ではZoomでの礼拝出席が可能なのですが、これも、すんなり日本と同様に、礼拝参加が出来、讃美歌を歌い牧師の説教も聞けて不自由なしでした。オンラインの進歩はすごいです!

12月27日 (火)         海上

帰りのシンガポールから横浜まで、行きと同じ航路で10日間ずっと寄港なしの船旅は、気が重く、体力と時間の節約を考え、1月22日夜シンガポールで下船、飛行機で関西空港に着くプランに切り替えました。後程のハプニングは予期していませんでしたが、この早い決断は正解でした。

私は現在「国際ソロプチミスト中央さくらオンライン」クラブに所属し、12月のオンライン例会が今日ですので、船のWi-FiでTeamsを使って2時間ぐらい会議に出席しました。日本と同様の使い勝手で、再度、オンラインの進歩はすごい!!と感激でした。

12月28日 (水)          海上

朝10時頃、アナウンスがあり、デッキに上がってみると、100頭近いイルカの群れで、船の全周に水しぶきが立っていて、10分ほどのイルカショーを、あっけにとられて見ていました。                       

12月29日 (木)          海上

出発前に、クルーズ中に肩の凝らない本を読む予定で、電子書籍「kindle」に読みたい本を20冊ダウンロードして出かけていきました。追加の読みたい本は船内Wi-Fiを利用しダウンロードして次々と読んでいました。その中のある本に「スリランカはインドに近い島国でインド半島の向かって右側に浮かんでいます。ちなみに向かって左側は、リゾートで有名なモルディブ諸島です。」と、出てきました。今そのモルディブ諸島に向かっています。5回目のPCR検査があり、陽性者が一人出て、同伴者とともに、モルディブで別行動になられました。

12月30日 (金)        モルディブ 

朝6時20分、船は海の上を音もなく静かに走っています。国名が「島々の花輪」を意味する

モルディブ。到来した人のみを感激させるための海の静かさ、大きさと美しさだと感じました。

2023年  1月1日(日)     海上

新しい年。お正月です。早く目覚め、6時の日の出を、ぼーっと見ていました。何もない海と空。太陽のオレンジ色が雲の間から上がり、きれいでした。2度とない元旦でしょう。朝はお雑煮、夕食はおせち。午前中の最初のイベントが書初め。何十年ぶりの私の書初めは「洋上の初日の出」となりました。「2023年元旦11時27分25秒」にっぽん丸は赤道に到達し、赤道上を、船の右側は北半球、左側は南半球で進んでいます、と船長のアナウンスがありました。

1月4日 (水)            海上

モーリシャス寄港前の、6回目のPCR 検査があり、全員リスクはありませんと報告されました。

1月5日 (木)          モーリシャス    

「ごみのポイ捨てには罰金が科せられます。」という注意があったモーリシャスのPort Louis に入港しました。海底噴火から生まれた島国で、東京都ほどの面積であって欧州の人たちが憧れる「インド洋の貴婦人」という名がつけられたモーリシャスです。

1月9日 (月)            海上

7回目のPCR 検査があり全員OKでした。にっぽん丸は食事がおいしいという評判ですが、確かに2週間ぐらいまでの旅でしたら、おいしいと感じてるうちに下船するので大丈夫です。が、それ以上の長い旅は、結構きつく、私の食欲はひどく落ち込んでコース料理拒食症になりました。

1月10日 (火)        マダガスカル 

朝9時にマダガスカル(世界で4番目に大きな島で日本の1.6倍の国土)の最大の港町トウアマシナ港に着きました。今までの観光地の港ではなく、アフリカの港でした。舗装の道はなく、はだしの人も歩いています。交通機関も信号もなく、走り回っているのは、自転車の後ろにリヤカーが座席の人力自転車と黄色のTAXI代わりの3輪自動車とほんの少しの乗用車だけでした。

1月11日 (水)         マダガスカル 

クルーズの中で本格的なツアーの一つ「チャーターフライトで行くムルンダヴァ バオバブの木を訪ねる」に参加しました。照明の設備が十分でないので夜は使わない飛行場にチャーター機で着き、でこぼこのひどい道を4駆ジープ20台(1台にドライバーと3名のツアー客という組み合わせ)でバオバブの並木道を大行進になりました。道をはだしで歩く現地の人がなんだ!!という感じで見ているようでした。でも1000年以上たっている巨木は確かに絵になっていました。

1月12日 (木)       マダガスカル 

午前中、「地元の人々との交流ツアー さよならマダガスカル」というイベントを終えて今日で、このクルーズの訪問先をすべて終えて、日本への帰国の旅路がはじまりました。

1月13日 (金)         海上

8回目のPCR検査があり、乗客はリスクなしでしたが、3名の乗組員の陽性が判明し、少し航路をかえて、モーリシャスに再寄港し、待っていた救急車で彼らは搬送されていきました。

1月17日(火)          海上

9回目のPCR検査があり、全員OK心配ありません、とのアナウンスでした。

宅急便で送る段ボールに帰りの荷物を入れはじめ、帰国の準備にかかりました。

1月20日 (金)         海上

明後日の下船の荷づくりをしていて、重い段ボール箱を移動しようとして、足に力を入れて、

ひっぱったら、パーンと足から音がして、右足のふくらはぎの肉離れ。船のドクターがすぐ部屋に駆けつけて、処置をして下さいました。痛みは薬を飲んでいるせいかひどくはありませんが、うまく歩けないので車椅子が部屋に届いています。関西空港までの家族の迎えを頼みました。

関西空港からタクシーで家に帰れます。横浜着を関西空港着に変更しておいて本当によかった!

1月22日 (日)         海上

午後に、ソロプチミストオンラインクラブ1月例会に再度、船内Wi-Fiを使って出席しました。

夜の9時に車椅子で下船し関西空港に帰るクルーズ客と一緒にチャンギ空港に向かいました。

旧正月の始まりで、混雑している空港内で周りを見ても、空港スタッフ以外マスクをしている人はいません。たまにいても日本人でしょう。世界のコロナ対応の変化を感じました。

1月23日 (月)         関西空港 帰国

チャンギ空港23日午前1時ごろ発、関西空港7時ごろ着。タクシー乗り場まで、航空会社の方が車いすに付き添ってくださり、どこでもすいすいと通過の人生初めての車椅子体験に興味津々でした。クルーズの話のタネは尽きませんが、全治1か月半の肉離れで、家で静かにしています。

                                 おわり

私のブログ「クルーズ日誌」https://ameblo.jp/roysi33の抜粋です。クルーズ中の写真掲載あり。