2018/4/25
夕方、飼い猫リン(♀ 5歳)の様子がおかしい。
しゃがみ込んでじっとしたまま縮こまっていて呼吸が荒い。口元を見るとよだれ?泡?がベッタリ。拭き取ってやるも、全く元気がなくずっと苦しそう。お腹や脚の裏を見ると黄色くなっていた、おもらし?
2階に上がろうと階段を駆け上るも、途中で踏み外して結局階段の途中で縮こまってしまった
運動神経が良い普段のりんからは考えられない出来事だった。
リビングには嘔吐したあとと、尿だまり。猫が5匹もいるから誰がしたのか判別はできないけれど、この状況から見るにりんで間違いなさそう。
今朝まではご飯も食べて元気に鳴いていたので明らかにおかしかった。今までも食べ過ぎで嘔吐していたことはたまにあったけれど、元気がなく呼吸が荒い姿は初めて見た。何か変なモノを拾い食いして中毒症状でも起きたかな?と緊急性を感じたので、様子見はせずすぐ動物病院に電話。
まずかかりつけ医に電話してみるも、今日は先生が居ないから診れないと。
すがる思いで近所のもうひとつの動物病院に連絡すると診ますと言ってもらえたので急いで連れていった。
もしここに断られていたら、明日の朝一まで様子を見ようかと思っていたかもしれない。。そうしてたら。。。
病院に着くと若い院長先生が対応してくれた。とても丁寧な先生でした。
診察のために毛を剃ろうと看護師さんがりんの手を握ったときも、「もっと優しく握って」と注意していた。
昔、県内一有名な動物病院に死にそうなレン(♂ 5歳)を連れていったときに、そこの院長先生に診てもらったら診察を始めるなり、「これはダメだね」と、動けないレンを荒っぽく転がして診察をしているのを見てビックリしましたからね。。まぁダメだねと言われたレンは1日入院して次の日ケロッと元気になって今も元気に生きてますけどね。。
話を戻しまして、リンの様子を見た先生はこれは危ないと感じたらしく、酸素を吸わせながらの診察になりました。人見知りの激しいリンですが、先生や看護師さんに触られても動けず鳴くこともできずにいました。本当に苦しかったんだと思う。
一通りの診察をして告げられた病名は、
肥大型心筋症
心臓が原因!?と驚きました。猫に一番多い心臓疾患だそうです。
肺が真っ白だったから最初は肺炎を疑っていましたが、肥大型心筋症によって肺水腫が起こり、肺が真っ白になっていたそうです。心臓がかなり大きくなっていて、肺も真っ白。体内の酸素量が少ないからこのまま連れて帰っても助かる可能性はほとんどない、入院させても助かるかは分からないと言われ頭が真っ白。心筋症が無症状のときに気付かないと、症状が出てからだと手遅れな場合が多いそうで。
連れて帰るか、入院させるかの選択を迫られる。
正直わからない。助からないのであれば連れて帰って看取りたかったし、でも少しでも可能性があるなら入院させて回復を祈りたかった。苦しそうなりんを見ながら、何もしないということはあまりにもつらいと思った。苦しいまま飼い主のそばで過ごすのがいいのか、酸素室に入院して知らない場所で少しでも楽に過ごすのがいいのか分からなかった。どっちを選んでも飼い主のエゴのような気がした。それでもやっぱり少しでも楽に過ごしてほしいと最終的には思いました。たとえ、そばで看取ることができないとしても、少しでも楽にいられるなら。
家族で相談して、入院させることにしました。
そう決断したら先生の対応も素早くて、すぐに酸素室へ連れていってくれました。丁寧な説明があったから安心して任せることができました
帰り際、酸素室の中でまだ苦しそうにしているりんを撫でさせてもらって、「絶対帰ってきてね」と声をかけて病院を出ました。その日の夜は一晩中、神様にお祈りしてました(笑) もう神頼みしかなかった。。
次の日の朝、病院に電話してみたら、「水を飲むようになって鳴くようにもなりました」と。説明があるから夕方来てくださいと言われました。祈りは届いて一命を取り留めました。。泣
リンの生命力と、適切な処置を素早くしてくれたおかげだと思ってる。。
先生は「飼い主さんが気づくのが早くて病院に連れてきてくれたからですよ」と言ってくれたけれども。
夕方病院へ。
リンちゃん、呼吸が苦しそうなのは治まっていた
ケージを開けるとすぐ入った。
先生から説明を受ける。
「心臓の肥大と肺水腫は昨日より良くなってます。出来る限りのことはしました。今後は薬を飲ませていくことしかできないけど、費用もかさむから飲ませ続ける患者さんは半分くらいです。最初だけ飲ませてやめていく患者さんも多いです。その選択は飼い主さんに任せています」と。そして、「いくら一命を取り留めたとはいえ、この病気は明日死ぬかもしれない病気です。これからどうなっていくかは分かりません」と。「元気になったら心臓の状態を見たいのでまた連れてきてくださいね」と。元気になることも想定してくれているのが救い。。
薬を飲ませ続けるのも大変だと思うけど、もし薬をやめて具合が悪くなってしまったら…と思うとやめられない。。今回ももし入院させずに連れて帰る選択をしていたらどうなっていたことかとゾッとする。。酸素吸入が出来たから助かったのだと私は思う。
とはいえ、薬にも副作用はつきものだし薬の影響で腎臓を悪くしてしまうこともあるみたいだし…、。
肥大型心筋症は原因もあまり分かっておらず治療法も無いみたいです
治すための治療はなくて、心臓の働きを助ける薬を飲ませることしかできない。そして長くは生きられない。
心筋症と診断された猫の大半は突然死だそうです。予後はかなり悪く無症状の猫であれば何年も生きる例があるけど、症状が出ていたら数ヶ月以内に亡くなることが多い。血栓が出来ていたらほぼ確実に近いうちに再発するそうです。再発したら助かる見込みはほとんどないそうで。調べれば調べるほど絶望的なことしか書いてなくて。
幸いにもリンは血栓はできてなかったからまだ望みはあるのかな
わかんないな。
次、症状が出てもしてあげられることは無いと先生に言われた
また同じような症状が出たとき、病院へ連れていくか自宅で見るか悩むことになる。
だって今回は病院に行ったから助かることができた。だからといって、次は分からない。
難しい選択をしなければいけない。
悩んで悩んで色々考えたけど、
病気を受け止めて薬もとりあえず飲ませ続けてみて
リンが楽しく好きなように生きていけるようにしてあげたいなと思います。
一山越えて、助かって家へ帰ってこれたんだからできるだけ長く生きてくれたら。。
1日でも長く。とにかく帰ってこれたことが何より嬉しい。
心臓に負担をかけない生活を心がけなきゃいけないけれど、リンは棚へのジャンプも好きだし、走り回るのも好きだし、うちの5匹の猫の中で一番運動大好きな猫だからそれを制限させようとすればストレスになってまた悪いだろうしで手詰まり感。。先生は「猫は犬と違って行動を人間が制御させることはできないから、あまり深く考えなくていいですよ」と。「たとえいつ発作が起きてもそれは誰のせいでもないし、飼い方が悪いわけでもないですから」と言ってくれたけど、、難しい。。
一泊の入院を経て、無事帰ってきたリン
苦しそうなのは無くなってるけど、元気もないしとても疲れてるみたい。
かなり眠そう。多分病院では一睡もしてないんだろう。少し痩せた。。
何度も何度も寝場所を変えてウトウト。
熟睡することはまだできないみたい。
27日、朝起きたら窓から外を眺めて毛繕いをしていた。
少しは落ち着いた?
右手の点滴の穴を隠してるテープ、今日はずしていいと言われたけど接着力がすごくてなかなか剥がれない。
ご飯は缶詰をあげても一口しか食べない。
先生も「あとはご飯を食べてくれたら良いんですけどね」と言っていたから、早く食欲が戻ればいいな。利尿作用のある薬を飲んでいるから、食事と水分はとってくれないと腎臓に負担がかかってしまう。しばらくは脱水にも要注意です。
リラックスしてきたのか横になって眠れるようになった。
食欲戻れ…!
顔は昨夜と比べると元気に見える。
27日夜、わりとご飯のニオイに反応するようになった、
それでも食べられるのはスプーン1杯くらい。
元気はなさそうだけど、横になって眠れるようになってるから苦しさは無いのかなと思う。
ただ疲れているだけだと思いたい。猫は喋ってくれないから分からない。
そんなこんなで2日間の治療費内訳
●4/25 支払い分
初診料 1500円
レントゲン検査 5500円
超音波 3000円
心電図 2000円
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計12000円
●4/26 支払い分
留置 1500円 ←(?)
酸素吸入 3000円
入院費(ICU) 5000円
注射 4000円
血液検査 7000円
猫エイズ白血病ウイルス検査 3000円
レントゲン検査(2回目) 5500円
注射・点滴 5500円
注射 サービス
投薬(ピモべハート) 100円
処方薬
・ピモべハート 12錠 1200円
・ラシックス 6錠 600円
(1週間分)
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計36400円
たった二日間の治療で5万円近くかかりました^^;
一命を取り留めることができたから安いもんだと思うけど、やっぱり10割負担の動物病院きつい。。
これからは毎月12000円の薬代と定期検査代が必要になります。
…
当面もやし生活(´-`).。oO(笑)
りんちゃん、頑張れよ!
生きてよ!
まだ5歳なんだから!!





