こんにちは、ロイヤル麦茶です。

今回紹介する神社は東京都大田区羽田の穴守稲荷神社です。

御祭神は豊受姫命。

 

文化・文政年間(1804年~1830年)の頃、鈴木新田(現在の羽田空港)開墾の際、沿岸の堤防がしばしば激浪の為に被害を受けました。ある時、堤防の腹部に大穴ができてしまった事から、海水の侵入を防ぐ為に堤防上に祠を建てて稲荷大神を祀ったのが穴守稲荷神社の始まりと伝えられております。
明治18年(1885年)に公衆参拝の許しを得た後、明治19年(1886年)11月に穴守稲荷神社の社号が官許され、京浜電鉄(現在の京浜急行)による参詣鉄道、穴守線(現在の京急空港線)の開通、鉱泉発掘により温泉旅館の開業、海水浴場や競馬場の開場などにより大変な賑わいを見せるようになりました。
しかし終戦後、連合国軍が隣接する東京飛行場の引き渡しを命じ、東京飛行場を軍事基地として拡張する為、昭和20年(1945年)9月21日に羽田穴守町、羽田鈴木町、羽田江戸見町の全住民に12時間以内の強制退去命令が下されました(後に48時間以内に延長)。穴守稲荷神社は強制的に遷座せざるを得ない状況となり、羽田神社へ仮遷座されました。
昭和22年(1947年)、地元崇敬者有志による奉仕により現在地に境内地700坪が寄進され、仮社殿を再建。翌年の2月に遷座されました。

穴守稲荷神社は羽田七福いなりめぐりの一社に数えられており、前回投稿した記事で紹介した白魚稲荷神社の後にお参りしております。

 

白魚稲荷神社から歩いて北の方へ進みます。

 

穴守稲荷神社の境内東側に建つ鳥居の前に到着しました。表参道から拝殿にかけて多くの初詣客が並んでおりました。

 

こちらは参道にいる神狐です。

 

穴守稲荷神社の拝殿です。

 

通常の御朱印の授与は別の場所で行われておりましたが、羽田七福いなりめぐりの御朱印は社務所で行われておりました。

 

社務所で頂いた羽田七福いなりめぐりの御朱印です。通常の御朱印は書置きでの授与となっておりましたが、羽田七福いなりめぐりの御朱印は御朱印帳に頂く事が出来ました。

 

萩中神社(東官守稲荷神社)から巡ってきた羽田七福いなりめぐりを穴守稲荷神社で終えたので、結願の印が押されております。

 

こちらは表参道の入口に建つ鳥居と社号標です。この後も続々と初詣客が訪れておりました。

 

表参道入口から歩いて5分弱で京急空港線の穴守稲荷駅に到着しました。

 

駅のすぐそばには穴守稲荷神社のマスコットキャラクターコンちゃんの像があります。

 

着ている服は定期的に着替えております。

 

駅前に建つ穴守稲荷神社の鳥居です

 

この後、京急の列車に乗って品川方面へ向かいました。

 

 

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