東京の地下を駆け巡る東京メトロの列車。今回はその東京メトロが乗り放題となるきっぷ紹介します。そのきっぷは東京メトロ24時間券です。通年販売しており、東京メトロ全線が乗り放題となります。価格は600円です。



こちらは券売機で購入した24時間券です。券売機では当日分しか購入できませんが、中の駅・西船橋駅・渋谷駅をのぞく定期券うりばで前売り券を購入する事が可能です。

 

東京メトロの駅に近い神社を巡る時に役立ちます。JR東日本の都区内パスと異なり、埼玉県和光市の和光市駅、千葉県船橋市の西船橋駅まで行く事ができる上、価格が安いです。

24時間券?一日乗車券とどう違うの!?と思われる方もいるでしょう。一日乗車券の場合、早朝に使いはじめようが深夜に使いはじめようが、使用できるのは使い始めた日のみ乗り放題となります。しかし、東京メトロ24時間券は最初に自動改札を通してから翌日の同じ時間まで東京メトロの列車が乗り放題となるきっぷとなります。

例えば、ある日の13時にきっぷの使用を始め、翌日の午前中にも東京メトロの列車を乗車する予定があるとしましょう。一日乗車券であればその日で乗り放題は終了となるので翌日乗車するには別途運賃が必要となりますが、24時間券であれば別途運賃を支払う必要は無くなるという、とても便利な代物です。

都区内パスがSuicaに情報を搭載できるようになりましたが、東京メトロ24時間券もPASMOに情報を搭載できるようになっております。区間外へ乗り越した場合、PASMOのチャージ残高があれば自動改札をタッチするだけで自動精算され、とても便利です。ただし、都区内パス同様、お手持ちのPASMOに印字されるので、繰り返し使用した場合、PASMOが汚れてしまう可能性があります。また、定期券情報が搭載されているPASMOやクレジットカード等と一体になったPASMO、PASMO以外のICカードは使用できないのでご注意ください。

ちなみに、きっぷタイプの24時間券は自動改札に通した時点で使用開始となりますが、PASMOに情報を搭載した24時間券は購入した時点で使用開始となります。

尚、同じく東京の地下を走る都営地下鉄では利用できないのでご注意ください。