マッキMC200です。
SWEETの製品第1作目でいろいろと至らないところが面白いです。
まずは箱をバラします。
乱暴ですが理由があります。
昔の模型みたいに箱の裏に説明書きがあるからです。
SWEETらしく1箱に2キット入っています。
1キットはクリヤーなので良いのですが、もう1キットは風防が成形色です。
私はトロピカルバージョン(1箱1キットでカルトグラフの迷彩入り+風防3種類)の余りがあったので良かったのですが、無い人はそれっぽく塗るしかないんでしょうね。
ちょっとしょっぱいです。
主翼下面です。
主脚格納部が掘れていません。
主脚差し込み穴があるので着陸姿勢で完成でしょうが、う~~~ん。
ま、掘ります。
組み立てはサクサクと出来ます。
主脚の差し込みが少々きついですが、それ以外は簡単で初心者でも30分で出来るのではないでしょうか。
塗装色はイタリアローカルなので調色するしかありません。
筆塗の後、ウォッシングしてデカールを貼ります。
カルトグラフの迷彩パターンが1セット残っていたので使用します。
その上から通常のデカールを貼りますが、これがSWEET最初のアイテムなのでカルトグラフでは無く日本製です。
解るでしょうか?
胴体の白帯が白では無いし隠蔽力が無くて下の迷彩パターンが透けて見えてしまっています。
ランカスターでデカールの重要性を言いましたが、最後にこれだとがっかりです。
アイテム自体の出来が良いので余計にデカールが目立ちます。
ランカスターの逆ですね。
MC200自体はなかなか綺麗な機体で前回紹介したイタリアの水上機MC72と同じ設計者だそうです。
機首のカッパーの所はラジエターなのかな?
1個は完成しましたが、次のクリヤーバージョンが問題です。
良く見えないのです。
手を加えるのは断念しました。
今回はここまでです。