http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/local_kiji.php?i=nesp1282530003
好評です「えくぼ梨」
市原市内のあられ被害果 味変わらず、価格は半額
2010年08月23日11時20分[県南エリア]
市原市内では、春先に降った季節外れの霰(あられ)で表面にへこみや傷がついた規格外の“アウトレット”のナシが「えくぼ梨」として販売され、好評だ。市内のホームセンター、コンビニなどが初めて販売に協力。見た目は少々悪くとも味は正規品と変わらず、価格は半額とあって一部では品薄状態に。過熱人気は生産者には複雑だが、本来なら販売ルートに乗らない商品が食卓に上り、市原ナシのPR、販路拡大につながったことをプラスにとらえる向きも。酷暑で苦戦続きの生産者にとっての追い風となるか注目だ。(市原支局・佐藤大介)
■午前中で300ケース
今春オープンした大型ホームセンター「カインズホーム市原店」店頭。生産者が持ち込む「えくぼ梨」の周囲には、あっという間に人だかりができる。
「おいしいの?」
「味は最高ですよ」
こんなやりとりの末に、ほとんどの人が購入していく。甘いと評判の市原市産幸水が2キロで500円。直売所で売られている正規品の半額。「味は(正規品と)同じでしょ。安いからうれしいわ」。購入した市内の主婦はニッコリ。
平日のこの日、午前9時から正午すぎのわずか3時間で150ケース分を完売。週3日くらい出店するが、「お盆の休日は倍の300ケースが午前中で売り切れた」。
■2割に「えくぼ」
現在の酷暑が信じられないほど、いつまでも寒かった今年の春先。4月17日には数十年ぶりの遅い降霰があったことを覚えているだろうか。これが順調に育っていたナシを直撃。極小なへこみや傷がついた被害果が収穫全体の2割程度も発生した。
こうした被害果は味に影響がなくとも、正規の販売ルートには乗せられない“アウトレット品”。いつもなら生産者がそれぞれに直売所でさばいていたが、今回は量が格段に多い。
県内ニュースの記事全文は紙面をご覧ください。
千葉日報を購読する

