だいたい片思いをしても1ヶ月もすれば心から消えていくのがぼくのパターンである。
しかし、グレースさんへの思いはいまだかわらずである。

そうだ!!!
違う相手とSEXをして忘れよう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・としてもいざやる気にもなれずにいる。

あれっ、今までに感じたことのないこの感情はこれって愛なのねぇ・・・・・・・・・・・・
しかし、添い遂げる愛もあれば片方の想いだけで終わる愛もある。
そもそもが愛は相手のことを第一に考えてしまうもの・・・・・・・・・・・・・
この美輪明宏さんのこの曲を聞くとそれを感じてしまう。

Édith Piafの歌うより美輪さんが歌ったほうが好きである。

グレースさんは身体壊してないだろうか・・・・・・・・・・・・・・・
嫌なことはないだろうか・・・・・・・・・・・・

そんなことばかり考えてしまうのである。。。


石でできた階段がみえた、蝶が飛んでゆく・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私有地だが追いかけるように低い石段を小走りにした。
西部劇でみるバーの入り口のような両扉を押した。
蝶が案内したのは綺麗に整理した花畑だった。

蝶はそこに立っている少女の肩にとまった。
「君の蝶なんだね?」ぼくは訪ねた。
「そう」少女がこたえて、つづけて話しだした。
「ずいぶん来るのが遅いじゃない?」
不審な気持ちになる
「ぼくがここへ来ることを知っていたみたいな言い方をするんだね?」
そうでしょとばかりに少女は得意気な笑みを浮かべ蝶を気箱へしまう。

「名前は?」ぼくは訪ねた。
「言わなきゃいけない?」いわなくて当然とばかりに

ぼくは面倒なので彼女を背にして立ち去ろうとした。

「どこへ行くの?」少女は意外とばかりに聞いて近づいてくる。




大雨の中、高速道路を走っていた。
250キロも離れた自然の広がる山へ向かう。

目的の場所にもう少しというところで草木に覆われた山小屋の喫茶店で一息つくことにしてハーブティーを注文した。
香りのよいハーブティーを口に運ぶと疲れも癒されたのであった。

それから砂糖の入ったポットがガサガサと音を立てたのに気付く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
気持ち悪いとおもいながらいつもの好奇心でカップを持ったまま反対の手でポットの蓋を開けた。
中からブルーと黄色の綺麗な蝶が飛んだ。
ぼくはびっくりしてカップを落とし・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハーブティーとカップの割れる音。

「大丈夫ですか?」店員の声に我にかえる。

店員にお詫びをし割れたカップの料金も払おうとするとハーブティー代だけでというのでそれだけ支払って店をでた。
クルマに乗ろうとしたところで先ほどの蝶が現れた。
飛んでいる後をついていく・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・道に出ると見失った。
白雪姫に出てくる小人の格好をした初老のご夫婦に蝶の事を訪ねると男性があっちに行ったと右手側に顔を向ける。
女性は一点を見つめたまま左腕をL字にして振り子のように振っている。

それから蝶が飛んでいるのが見えた。
耳元でブーンという蜂の飛ぶ音がした。