飛行場に着き、新山からパスポートと航空券を受け取る。
トイレに行くことを伝えた。
時々手に持ったチケットを見ながら歩いた。

どうにでもなれという気持ちとこれからどうなるかということで頭がいっぱいである。
身体から排泄される少しの快感で力が抜ける。

ぼくはボーっとしたまま新山の待つ搭乗口に向かう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今日はセフレの塩野を陥れた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
散々バカにされたのであの群馬のサルに思いっ切り恥をかかせてやった。
惨めな気持ちになったことだろう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
何度か身体の関係になったが情もない・・・・・・・・・・・・・・・・所詮、こいつもつまらない男の一人だった。
明日の旅行で生まれ変わるのだ。
風俗の仕事、愛人、セフレこの手の類から足を洗い同棲している松山からも去ることにしたのだ。


あの男とやり直すのだ、あいつは私に言ってくれた「その気になればいつでもやり直せる」とあいつの為なら私は変われる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
自殺しようとした私がこの一言で変わることができた。

もう、金の為にSEXをしなくていいんだ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

同棲している松山にしても何度も殴られ、金を使われ、これだけ面倒をみたのだから逃げても文句を言われる筋合いもない。

あの男と違う土地で二人でやり直すのだ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ただ、不安なことは奴と肉体関係がないことだ、せめて旅に出る前に担保がほしかった。




もう、人を疑うのはやめよう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・奴は「こんな人生、もう嫌だ」といった私にやり直すきっかけをくれたのだ。
疑ったら可哀そうだ。

今日は睡眠薬も安定剤もなしに眠れそうだ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


とても後悔していた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
付き合ってもいない、やっかいな女との旅行、必ずトラブルのを分かっているのにOKしてしまったことを・・・・・・・・・・・・・・・・・・
メールで行くのをやめると言うと、死ぬだの飛び降りるだの言いだした。

これから自分の人生が終焉を迎えるような・・・・・・・・・・・・・・・絶望を感じている。
ここまできたら旅行を楽しむしかないか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

近くて遠い国はホテルに盗聴器とカメラが仕掛けてある、濡れ場になれば脅しの材料になるということでなんとか誘惑に負けなければ良いのだ。

腹を括るしかない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・