1930年(昭和5年)着工重要文化財
綿業会館の

館内見学に行きました走る人音譜



綿業会館で最も有名な

お部屋の談話室。
イギリス🇬🇧の
ジャコビアンスタイルのお部屋キラキラ

この入口の雰囲気だけでも

綿業会館の中で
1番特別な部屋だとわかりますキラキラ

トラバーチンの石の壁にはめ込まれた
木のドアーを開くと🚪キラキラ
大きな吹抜けが飛び込んできますキラキラ


左側には上階に登る
鉄製階段が伸びていてますアップ


この鉄製階段は
図書室に繋がっているそうです。


この階段は、柱が無く、
壁から持ち出されて支持されたもので
設計者の優れたデザイン力が
伝わってきますアップ

その美しい階段裏を見て
正面から右のフロアーへと
視界が移ります👀キラキラ

奥左側に施された京都の
泰山製陶所のタイルタペストリーキラキラ
圧倒されました!!


デザインされた
建築家の渡辺節氏は、
「内外部の設計で
一番苦労したのは談話室だと。


「あれくらい天井が高くて
全てが堂々としている
部屋はない。

これも一応設計が終わってから、
どうも談話室だけが気になり、
費用もかかったが、
さらに1ヶ月間の期間をもらい、
2、3階を打ちぬくことを考案して
出来上がりました。

タイルは、京都の泰山という店が
精魂を込めて焼いてくれたものを使い、


一枚一枚の全体の
コンビネーションを考え
助手を使わずに、



私一人で
こつこつと仕上げたのです。」

と、語られたお部屋✨

そのタイルタペストリー(泰山製陶所製)
タイルの柄は5種類。
242mm角 3種類
121mm角 1種類
242mm×121mm 1 種類
制作されています。



まるでパイプオルガンのようなデザイン。


胡桃材でできたマントルピース上部と
マントルピース。


 

タイルタペストリー近くの窓。


フランス製耐火ワイヤーガラス窓。
1945年3月の大阪大空襲で
船場オフィス街は
壊滅的な被害を受けました。


  



この建物は各部屋の窓に
ワイヤー入り耐火ガラスを使用していた為に
窓ガラス1枚とカーテン1枚に
被害を受けたのみ。
殆ど無傷で済みました

歴代会長の肖像画。


1番左側の肖像画は
小磯良平画伯が描かれたそうです✨



拘り抜いた空間キラキラ
設計者の注がれたエネルギーが感じられる
ずっと座って居たくなる
談話室でしたラブラブ

#綿業会館#船場建築 #綿業会館本館 #綿業会館見学 #日本綿業倶楽部 #名建築で昼食を#建築ミュージアム #三休橋筋 #近代建築 #大阪建築#文化財 #大阪船場  #北浜オフィス街