綿業会館の
館内見学に行きました
エントランスの二重アイアンの
ガラス扉を開けると🚪
トラバーチンが
(無機質石灰岩の一種の大理石)
ふんだんにつかわれた
異国情緒溢れる優美な空間
天井にかかる
ミラノ・スカラ座を彷彿させる
見事なシャンデリア
戦争中の金属供出で失った為
ミラノスカラ座の
シャンデリアをモデルにした
2代目になるそうです
正面に鎮座する銅像は、
東洋紡績取締役だった岡常夫氏
没後に遺言で
100万円と関係者から50万円贈られ
(現在の約75億円に相当)
こちらを資金に1930年 に
大大阪と呼ばれていた時代に
綿業会館を着工🏢
(※大大阪とは
1930年前後の大阪は総人口203万人。
東京を凌ぎ世界6位の都市でした。
東洋一の商工都市になった大阪は、
御堂筋や中之島を始めとする
「格」と「美」を備えた都市計画事業と共に、
世界最先端の文化を集めた
情報発信地となっていました。
世界に冠たるメトロポリスの大大阪と
呼ばれていました。
また大阪にそんな時代が
来て欲しいです)
玄関二重扉内部は、
格式高い雰囲気漂っていて
本当に優美なエントランス
トスカーナ風列柱と連続アーチ
エレガントな
アイアンワークのガラス戸
左右対称のトラバーチンで
仕上げられた大階段は、
村野藤吾の作品
装飾がゴージャスな
エレベーターの鉄製扉
本当に想像をこえた資金を
費やして建設された
優雅な空間広がる建物です
今はこんな建物を建てられる
技術者は少なくなりました💧
想いが込められながら
拘り抜かれた美
時代を超越しても
いつまでも色褪せる事無く
新鮮で美しいです
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