蓮の花
7月に入った頃
水辺からまっすぐに空に向かって
凛と咲いている可憐な
蓮の花の姿には
心が洗われてしまいます
蓮は植物のなかでも
もっとも古いものの
ひとつだそうです
そしてそして
およそ 1億4000万年前に
すでに地球上 に存在していたそうです
この蓮のお花が幼い頃
自宅の目の前にあった明石公園に
見事に咲いている池がありました
本当に綺麗で毎年咲くのを
楽しみにしていました
幼い頃
夏休みの宿題で写生したりして
蓮の花の咲く風景は
なんてこんなにも
綺麗なんだろうって
よく眺めていました
蓮はこんな花なんだそうです
1
蓮の花は泥水の中からしか立ち上がってこない。
その泥水が濃ければ濃いほど
(水が汚ければ汚いほど)
蓮は大輪を咲かせます
2
汚れた泥に染まらない。
泥の汚れに全く影響を受けずに崇高に咲く
3あだ花(咲きそこない)がありません。
全ての花が、つぼみから綺麗に完璧に咲かせます
4
お釈迦さまの台座の花である。
普通の花ではない特別な位置づけに
置かれていました
この事を知ったとき
感動してしまい
ますます蓮の花が
大好きになりました
お釈迦さまは
この蓮という花の存在で
人々に「人生の構造」を
蓮の花で喩えていたのですね
人生になぞらえれば
泥水という悲しみ、
辛さ、
大変さを養分として
それが濃ければ濃いほど
やがて大輪の花(人生の華)を
咲かすことができる
辛いことを乗り越えたその先に
花(自分の人生)開き
実(次世代)を
遺す事ができる
それは誰にでも
必ず言えることで
人生にあだ花なんて絶対に
ないんですよね
蓮の花が咲きはじめる7月の季節
綺麗で可憐な蓮の花を
見にいくのが楽しみです