すると目の前で明らかに初めて来た感じの方が。
僕は普通にそのままロッカーで着替えてアップに入ると…なんとコーチが僕を見てニヤっと笑い「体験の方を教えてもらっていいですか?」と突然言われた。
え?俺でいいの?
そんな感じの顔をしたものの、とりあえずOKです!と答えた。
僕は入会して間もない人にフックを教えた事はあっても体験入会の人を1から教えるのは初めてだった。
以前コーチが誰かと雑談をしているのを盗み聞きしたんですが「僕は出来る人と思った人には言います。」というのを聞いた。つまりは僕にはこの人を教える事が出来ると思って頼んだのだろう、と解釈して頑張る事に。
体験の方にはウォーキングアップでバイクを漕いでもらい、軽く準備運動とストレッチをしてシャドーに。
そしてジャブを教えていく。
しかしあくまで僕の中ではこれらの動画は補助的というか。僕はコーチに教えて貰ったことを本筋に初心者の方に伝えていく。
僕の中で一番教えてもらって分かりやすかった事をその方にも伝えていく。
僕はコーチに色々と教えて貰ったらいちいちロッカールームに引きこもりスマホのメモ機能を使いずらずら書いている。同じことをコーチに言わせない為にも。マナーだとさえ思っている。
そしてコーチが後から体験の方に少しアドバイスを加えていく。
これは後からコーチと話して大事だなと思った事なんですけど、まずその人に「以前スポーツは何をしていましたか?」という質問をしていた。
今回の方は全くスポーツ経験が無いという答えだった。
コーチはそういった人ならとにかく練習を見て観察して、今まで教えて来た人のどんなパターンに当てはまる人か分析してそのパターンに有効な教え方に変えたりすると言っていた。
もしスポーツ経験のある人ならその経験したスポーツで例えて色々と教えたりすると。
そういった小さな質問などもすごい大切な事なんだと身にしみた。勿論僕にはそんな芸当は出来ないだろう。でも出来ないとは決めつけずにチャレンジして聞くべきだ。
そしてコーチがその体験の人がジャブストレートで出来ていない部分を指摘していく。
それは見事に僕が伝えれて無かった事+僕自身出来ていない事、苦手な部分であった。
つまり自分が得意な部分などは伝えれてて、不得意な所は伝えれてないという赤面もんの結果だった。それを体験の方のシャドーで見抜かれて恥ずかしいったらありゃしない。
コーチってすごいっすね。本当に。たまげた。
そして体験の方にはコーチとミット打ち、そして僕の補助付きでサンドバッグを打ってもらい、ストレッチして終わりとなる。
僕は色々とそこからしっかり絞られた。
僕は練習終わりにコーチと少し話した。
「初めての人に教えるというのは新たに気付く事もあるし自分のフォームを確認、見直す事にもなるんだよ。」と言われ僕は確かにぃと犬の様に首を縦に振りまくっていた。あと「会話の練習にもなったり」と言われた。
も、もしかしてジムであまり他の人と話さない僕を気遣ってくれてる…?と少し冷や汗が流れた。
色々と気疲れなどもあったものの本当に楽しかったしいい経験が出来た。その喜びをそのまま今ブログを書いてるが死にそうだ。むしろ今書き終えそうなときに明日の仕事体力的に大丈夫か?とナイーブになってきてる。
でも本当に楽しかったです。


