町田の美容室ROWSE宮本です
いつもブログをご覧いただき
ありがとうございます
今回はケミカルヘナとよばれるもののお話です
ROWSEがあつかっているヘナは100%天然オーガニックヘナ
なのですが
市販されているものや美容室などでケミカルヘナというものも
あります
ヘナに化学染料を混ぜて、暗く染める商品もあります。
「ケミカルヘナ」と呼ばれていて、なかには天然であるかのようにうたって
販売する商品もあるようです。
パッケージに「天然ヘナ100%」と書いてありますが、
成分表示には「HC入り」と小さく表記しているものなど、
誤解を生みやすいものもあるようです
「HC」というのはhair colorの略です。
ベースになっているヘナは天然100%だと思いますが、
成分表を見てみるすると「HC青2」、「HC黄2」などと書かれています。
これらはヘアマニキュアやヘアカラートリートメントに使われる、酸性染料になります。
キューティクルを開かないで、脱色剤も使わずに髪を染めることができる成分です。
ダメージ自体は気にならないと思います
一般的なヘアカラーに使われる酸化染料とは違います
100%のナチュラルヘナとは言えないですがジアミンは入っていないので
ジアミンアレルギーを気にされている方は大丈夫だと思います
ちょっと僕的にちょっとなと思うのは
「白髪が黒く染まるヘナ」として販売されている「ブラックヘナ」です。
ブラックヘナにはパラフェニレンジアミン、5-ジアミン、フェニレンジアミンなどの
ジアミン系の酸化染料が入っています。
そしてこれらが原因となっておこるのが「ジアミンアレルギー」です。
なかでもアレルギー発症率が高いのが、ROWSEでも何度もお話にあがってる
パラフェニレンジアミンです
ジアミンは少ない色素で濃い色を作ることができるために白髪の染まりが良く、
便利な成分で一般的なヘアカラー剤の中に多く含まれています
肌が弱かったりケミカルカラーでアレルギーになって
ヘナを選んだ方が、セルフヘナでジアミン入りの「ブラックヘナ」を使って、
かぶれてしまったという話も聞きます
ジアミンをはじめとする酸化染料は全体の1、2%でも、
植物成分100%と植物成分99%+化学成分1%では違います。
1%、2%という割合は通常の白髪染めと
変わらない割合です。
だから、ほんの少しなら大丈夫ということはないので
やはりヘナを選択する場合は
100%天然オーガニックヘナが心配なく染められます
せっかく自然なものを気にして使うのだから
そこはケミカルの力は頼らない方が良い場合もあります
もちろん頭で理解して納得して使用するなら
「あり」だと思います
ハイブリットにはハイブリットのメリットがあるとも
思います(ただデメリットが大きすぎるのは禁だと思います)
