「新潟県公演」と伺い
閃いたのは...
先生の【高志の八俣の大蛇オロチ】
の解説でした。
御衣黄なりに、深堀してみます。
よろしければ、お付き合いくださいませ。
参照文献
・古事記の宇宙 P157-P162
・新潮社 古事記P53-P56
※ハッシュタグ敬称略
前回のブログの続きです。
古事記の御衣黄が気になった点を
大まかにまとめると...
---
スサノオノミコトが
十拳釼で
八俣の大蛇オロチを切り
バラバラにした。
その流れた、大量の血で
肥の河は赤くなった。
そして、尾を
スサノオノミコトが、切り裂くと
「都牟羽の太刀」が現れた。
そして、同刀を
アマテラスオオミカミに献上した。
以後、「草薙の剣」と云われる...
---
どうやら
この箇所には
比喩が用いられている
と捉えた方が良さそうである...
確かに、血液で
川の水が赤く染まりませんよね。
敢えて、書く理由が
あったのでしょうね。
肥の河が赤く見えたのは
その上流の
鳥髪山(現船通山)からの
鉄穴流しの廃水の影響
と考える様です...
この辺一帯は
砂鉄の産地だった様ですよ。
お読みいただいた方、ありがとうございます✨
ふむ。
翡翠も、鉄も、
高志の国の八つの川のリーダー(=大蛇オロチ)が
管轄していたのですかね…
あ゛〜!
正統な天皇が継承する、
三種の神器に「八尺瓊勾玉」がありますよね。
確か?翡翠でしたよね…
・・・。