前回のブログで、
九条兼実の息子の
「後京極摂政前太政大臣(藤原良経)」の
百人一首の歌について、記載した。
その先生の解説の続きです...
気になる方は調べてくださいね。
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参照
チャンネルむっちゃん百人一首篇【91番】
「百人一首」かるた大会で勝つための本
「百人一首」なんでも辞典
「 きりぎりす 鳴くや霜夜のさむしろに
衣かたしき ひとりかも寝む 」
こおろぎが泣いている...
霜のおりた寒い夜、この筵の上に
着物の片方の袖を敷いて
ひとりで(寂しく)寝るのだろうか...
(壮年女の歌意訳)
現在、
・「ひとりかもねん」と詠むのが、通例。
しかし、
・「ひとりかもねむ」と詠むのも有。
先生は後者で、詠まれていた。
写本によって、異なる為
気にしないで欲しい...
との事です。
口伝(教え)を正確に書き残すのは
難しい事なのですね...
だから、限られたヒトにしか
伝えないのですかね...
・・・。
お読みいただいた方、ありがとうございます✨
先生は当時、長野の別荘で生活されていた。
ウグイスの音を聞いて、目覚め
太陽が昇るのを見、拝む。
その後は、サバイバル...
そんな生活を楽しんでいた様です。
先生は、最後、
「ヒトの価値観は様々...」
と、締めくくられていました。