「前大僧正慈円」は

「法性寺入道前関白太政大臣=藤原忠通」の

ご子息である...と記載しました。

*大僧正とは、最も位の高い僧侶

 

この機に

百人一首に選歌されている

「前大僧正慈円」の百人一首の歌について

御衣黄なりにまとめてみます。

 

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参照

チャンネルむっちゃん百人一首篇【95番】

「百人一首」かるた大会で勝つための本
「百人一首」なんでも辞典

 

「 おほけなく うき世の 民に おほふかな
わがたつ杣そまに 墨染の袖 

*杣とは比叡山を指す

 

身の程もわきまえないことだが…

この辛い世を生きる民たちを包み込みたい…

比叡山に住みはじめてから、

身に着けている、私の墨染めの袖で…

(壮年女の歌意訳)

 

先生の解説を少々...

気になる方は調べてくださいね。

 

慈円は4度、天台座主についている。

キリスト教で言えば

ローマ教皇に4回、就任した

と同様の事である。

 

お読みいただいた方、ありがとうございます✨

 

天台宗は、顕教なので

慈円は、頭脳明晰だった…と思われます。

 

ですが、まぁ〜、お兄様(九条兼実)は関白...

精神世界と云えども、

後ろ盾も関係ありますよね...

 

・・・。