前回のブログで
相撲の土俵の女人禁制に関して
御衣黄なりの1つのケツ論を記載しました。
この機に
内館牧子氏の著書
「女性はなぜ土俵に
あがれないのか?」
を完読致しました。
かなり前から
中途半端に拝読したまま
放置していたわよね...
ばらしすぎですよ...
そう...
女性初の横綱審議委員会の委員
を務められていましたよね。
相撲業界から、
精神世界に至るまで
触れられていて
大変、勉強になりました。
内館氏の学びの質の高さに
驚かされました。
本当に、よく調査されています...
ありがとうございました💚
只、御衣黄が気になった
箇所(P254〜P255)について
少々、失礼致します。
まず、要約...
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守ってきたものに手を加えると、
別物になってしまうことがある。
別物になることをも
承知で、守ってきた当事者が
時代や状況を鑑みて
変えるのが最も納得いく。
変えない場合でも、
守ってきた当事者の決定を
尊重するべきである。
角界に限っては
「固く守りて滅びる」
道を選ばない
という、確信を持っている。
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長文になるので
ここで文章を一端、綴じます。
つづく...
お読みいただいた方、ありがとうございます✨
同著P255に引用されている、
大蔵流狂言の、先代山本東次郎の言葉が
心に響いた。
「乱れて盛んなるよりは、むしろ固く守りて滅びよ」
別物を守る理由は、ない...
ということですよね。