UNIV. of TSUKUBA Rowing Team

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部員が日々の出来事や練習、試合の予定や結果についてかいています。
気楽に書きますので温かい目で見てください!

こんにちは。筑波大学漕艇部にトレーナー兼アナリストとして所属している、

理工学群社会工学類一年の菅野倫太郎と申します。

燃えるような美しい紅葉も徐々に散り始め、―筑波の秋化粧も見納めかな?―という季節になってきましたね。

ここから長い冬が始まると思うとやや憂鬱な気分になりますが、降り積もる冷たい雪の中でも、と花開くあの椿のように僕も、と咲けるように精一杯越冬していく所存です。(笑)雪が降った赤い花, 椿の花と雪, Hd写真撮影写真, 花背景壁紙画像素材無料ダウンロード - Pngtree

 

 

さてここから少し身の上話をしようと思います。どうぞお付き合いください。

前回のブログでも紹介させていただいたように僕は現在、プロレベルのアナリストを目指しています。大学ではデータサイエンスという学問領域を専攻しているのですが、僕が特に興味を抱いているのはBiomedical datascience(以下BMDS)という分野です。これは文字通り、医療情報や生理学的情報、ゲノミクスなどを一元的に扱う新興の分野であり、2000年に完了したヒトゲノムプロジェクトを皮切りにして、この20年間で主にJHUやStanfordなどの米国の先端医療拠点を中心にして急速に発展してきた領域です。昨今の情報化社会の勃興もあって、その需要が高まりつつあり、端的に言えば今非常にアツいメジャーなんです。

僕としてもこの学問を将来的に自分の稼業としたいと考えており、その鍛錬の一環として筑波大学漕艇部の練習環境や運動生理学的知識、解析能力の抜本的改善に取り組んでいきたいと考えております。

 

と言いましても、このBMDSという分野は最先端領域であるため、とても自分一人で勉強し技能を習得していくというのは大変です。そこで私はこの度、東京科学大学医学系(旧東京医科歯科大学)の清水教授が主催するインカレ研究セミナーである、バイオメディカルデータサイエンスクラブに応募し、オファーをいただくことができました。これから週一回程度のオンラインセミナーに参加し、国内外の優秀な論文や、他大の勉強熱心な学生たちとの共同課題に取り組むことで、さらに知識の蓄積に努めたいと思います。そのほかにもBMDSで役に立つ専門資格などがないか頑張って調べています。何かいいものがあったら是非教えてください。

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※実際のオンラインセミナーの講義資料(東京科学大AIシステム医科学分野 清水研のHPより引用)

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前回のブログで触れた「ローイングファスター」というローイング界でバイブル的な存在になっている教本についてですが、残念ながら読破にはまだ至っていません。最初の方はメンタルや筆者の経験に関することで、いくぶん読みやすかったのですが、後半は主に運動生理学やボートの工学的な情報が掲載されており、なおかつ英語で読まなくてはいけないのでかなり読むスピードが鈍化してしまいました。しかしある程度の収穫があったこともまた事実です。例えばローイング生理学に関する部分を、僕が内容を理解したうえでAIに読み込ませ、口頭質問を繰り返すことで内容を修正し(いわゆる教師あり学習)、専門家レベルの知識を持つプロンプトの作成にも成功しました。現在、部内のローイングフォームや練習データの解析システムとして試験的に運用している状況です。

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あとは研究についてです。最近漕艇部のM先輩とローイングに関する生理学的な定量研究の話が持ち上がりました。部の長期off期間に戸田で自主練習をしていた時に口頭で話しただけなので、まだ何とも言えないのですが、水上とエルゴメータでの肉体的負担の違いに注目し、その生理学的な機序をデータを使って可視化したらおもろいのではと考えたのがきっかけです。LINEで具体的な研究計画を提案したのですが、残念ながら謎の未読スルー(?)を決め込まれているので今はとりあえず実現するかも分からない構想段階としておきます。(笑)

近いうちにアウトプットも兼ねてローイングやBMDS研究に関するプライベートブログを開設するかもしれません。

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長々となりましたが、今の自分の進捗はこんな感じです。堅苦しい奴だなと思った方は申し訳ないです。ご容赦ください。

自分なりに、自分らしく、そして自分の好きなことを生かしつつ、しっかりチームビルディングにも貢献していく。これを僕の至上命題にしようと考えています。まだまだ力不足ですがこれからも応援よろしくお願いします!

 

出典:

東京科学大AIシステム医科学分野のバイオメディカルデータサイエンス教育・研究 【学部から大学院、その先まで】 – AIシステム医科学@東京科学大学 (Science Tokyo, Shimizu Lab)

   

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急いで毛布買いました。

1年mg家田寛太です


夏の振り返りといきたいのですが、私は夏休みの間山奥でお金を稼いでいたのでおっ盾や夏合宿期間の部活に一切参加できず、少し寂しかったです。給料はつくばっくまでに全て使い切りました。

星が綺麗な山でした


10月から初めて戸田に入るという豪炎寺くらい遅い参加の仕方をした私はどのベッドが空いてるかわからなくて畳で寝た翌日、ほとんどの同期の初陣でもある東日本新人を見ました。漕手がスパートかけたときに船が出す音が変わるのがなんか好きでした。ボートって皆が皆機械みたいに揃ってゴールを目指すから、実力がものすごく表れやすい良い競技だなと思いました。新人戦の漕ぎを見て、俺が山奥でネトフリ見てる間に全員どれだけ練習を重ねてきたんだろうと思うくらい変わっていました。mgの仕事は航太先輩の後ろをついてって色々教えてもらいました。皆気づいてると思うけど航太先輩すごいシゴデキですよ。俺来年これやれるのか?と思いました。1年は3人で協力出来るからいいか!


大会にいなかったり合宿にいなかったり1年生なので許してもらえましたが、ここからはもっと部活に関わっていかねば、って感じです。技術面は漕手やコーチ達でなんとかするべきなので、私は皆がもう少し無茶できるように支えていきたいです。エルゴも俺が暇そうなときに誘ってくれれば行きます正しいフォーム知りたいし。

一旦の目標はこのヘビメタみたいな生活リズムを治して部活に健康に参加すること、選手をもっとよく見ることです。おわり





皆さんこんにちは、生物資源科学学位プログラム、修士1年の斎藤零央です。 

 最近急激に寒くなってきて、北海道に住んでた自分としては慣れ親しんだ気温になってきて少しうれしいです。北海道からつくばに来てからの約8ヶ月間、北海道の住んでた場所とつくば市は人口密度が13倍も違うため人がたくさんいるだけで興奮する毎日でした。特に研究学園のイーアスにたくさんの子連れがいるのを見たときは、まだ日本にはこんなに多くの子供が存在していたのかと感動しました。ただ最近はそのずれた感性も少しづつ修正され、深夜に住んでいるアパートの前にあるカラオケ付近で嘔吐音が聞こえても驚かなくなりました。 

 日常の話ばかりで漕艇部のことを話していないのですが、最近は研究室での自分の研究と慣れない雑務に追われてあまり参加できておりません。5月頃から入部したのにも関わらず皆さんには仲良くしてもらったのに、申し訳ないです。ただ大会での皆さんの結果や動画を見て日々すごく力を貰っています。全日本新人の男子つきフォア敗者復活戦は結果を見たときは自分もとても悔しい気持ちになりました。 

夏合宿期間に2日間だけ戸田に行った際に朝早くから乗艇練習をして、そのあとは基礎連、そして午後の乗艇練習それに加えて、ご飯の準備や合宿所の掃除・洗濯などをこなしている皆さんの姿を見て、一体どれだけの大学生がこのようなハードな生活に耐えられるのだろうかと思いました。少なくとも自分の大学時代ではあり得ない事でした。それと同時に自分も大学生としてその場にいたらと少し思ってしまいます。 

このような仮の話をしても現実は変わらないわけでして、12月はタスクが今よりは減るはず、、、なのでもう少し練習に参加できるように頑張りたいと思います。 

最後に今年引退した4年生皆さん、本当にお疲れ様でした。そして現在現役の皆さん、大学生活と並行しての部活動というは特に運動部の場合は続けていること自体がすごいことだと自分は思います。もちろん続けるだけでは意味がないと思う人もいるかもしれませんが、大学生という自由が与えられた環境で4年間何かを継続して行えたという事実は必ず将来役に立つと思います。 自分は皆さんと同じ頻度での練習参加は難しいと思いますが、かげながら皆さんを応援しています。

みなさんお久しぶりです。公衆衛生学学位プログラム、修士1年生のアルタンホヤグ オルギルです。

2025年もあと1ヶ月半となり、少しづつ肌寒い季節になってきましたね。

部活のみんなもインフルや風邪になったりと体調面が悪くなっており「温かい飲み物を飲んだり、栄養のある食べ物を食べて欲しいな。大丈夫かな。」と密かに心配しています。体調まじで気をつけて。何かあったらいつでも言うてくれたら駆けつけるから、もっと頼ってください。

 

それはそうと入部してから、かれこれ7ヶ月くらい経ちますね。この7ヶ月の間に漕艇部の活動に参加する中で、大学院生という立場の難しさをひしひしと実感しています。

同期の学類一年生のみんなと同じようなメニューをこなせず、大会にも一緒に出られないことに、どこか申し訳なさを感じながら過ごしていました。特にインカレ後の一人ひとりのスピーチを聞いた時には、自分は漕手として満足できるような練習もできておらず、かといって裏方の仕事に深く関われたかといえば胸を張れないところもあり、自分の力不足をすごい感じました。

インカレ後に自分が一番みんなの助けになれることは何かと考えたところ、やはりモンゴルでの医者としての経験しか思いつかず、その強みをどうにかして活かせることができたらなと思い、色々考えています。今は、みんなの健康面やメンタル面を支えれるように(支えることができてるかはまたわからないが)頑張っています。

 

今年の夏合宿にもほとんど参加できず、たった三日間だけという短い期間でしたが、その間に見たみんなの姿は本当にかっこよかったです。炎天下の中でも、疲れ切った夕方でも、最後の一本に踏ん張る姿を見て「学業以外でここまで頑張れるってすごい」と心を打たれました。

自分は大会に出られないけど、気づいたらみんなのことを”お父さん目線”で見てしまっていて...気づいたら子供が急に増えた気分です笑

 

1年生から3年生、そしてこの一年を最後に引退した四年生のみんな。悔しい瞬間や不完全燃焼な気持ちもたくさんあったと思います。でも、その悔しさは、きっと未来への強さにつながると思っています。俺は表舞台には立てないけれど、裏からひっそりと、でも全力で応援しています。

そして最後にもう一つ。今年は漕艇部のみんなと学年関係なく仲良くなれたと思ってます。本当はモンゴルではめちゃくちゃシャイで基本自分から話しかけないのに頑張って喋りかけてるからもっと仲良くしてくれよな。みんなの明さと優しさのおかげで、自分も毎回の練習が楽しみです。

これからも、みんなの努力が実を結び、より強いチームになっていくことを楽しみにしています。来年、もっといい結果を残すために、また一緒に頑張ろうね!

俺も俺なりの形で、みんなのことを応援し続けます!

 

全然関係ないけど、新人戦の時の可愛いあらたちゃんでも見てくれ。

 

P.S. ちなみに、一年生たちのエルゴに記録を見て自分が負けているのを見ると「まだまだ若い奴らには負けられん!」ってすごい悔しく思っています。一年の坊主ども!もっと練習できる時間ができたら抜かしたるから首を洗って待ってろ!とだけ言っときます。
P.S.のP.S. 他人に出来ない相談とか、体調が悪いけど他人を頼りたくないみたいな時があったらいつでも相談にのるし、体調も診てあげるから遠慮せずに連絡してきてね。 無理はしないように。

P.S.のP.S.のP.S.  今、何回P.S.使うんだよって思ったでしょ。 もう何も言いたいことないからここで終わりだよ〜ん。

お疲れ様です。2年漕手の岡部汀です。

すでにいろいろな部員が書いているように自分も今年の夏について振り返っていきます。今年の夏は長かった(8月半ばから11月頭くらいまであった)ため、うろ覚えの記憶がたくさんあります。そのためしっかり書けるか不安しかないのですが頑張ります。この文章は思いつきでどんどん書いていくので、文章に精通している人から見たら頭を抱えてしまうほど読み辛いかもしれませんし、多分長くなります。あらかじめご了承ください。

 

今年の夏は潮来で行った合宿から始まりました。ここからオックスフォード盾レガッタに向けて本格的な練習が始まりました。潮来は波があまりにも強くて本当に練習できるのかと初めは不満しかなかったのですが、なんだかんだ毎モーションしっかり漕ぐことができ思っていたよりもしっかり練習できました。潮来合宿は3ヶ月前のことなので正直に言って明確に覚えていることはあまりありません。15キロのランはかつてないほどにキツかったなあ、夜遅くに行った温泉は気持ちよかったなあ、昼に食べたお刺身が美味しかったなあ。

そこから戸田には行かず、1週間ちょっと霞ヶ浦で練習していました。エイトを出すには桟橋が短かったので毎回出す、片付けをするのが億劫で仕方がありませんでした。

霞ヶ浦での練習は本当に印象に残っていないので戸田編にいきます。戸田での練習は時間の縛りがないので毎モーション長い距離を漕いでいたので、毎日疲労との戦いでとてもしんどかった覚えがあります。また、戸田に来てからはビデオがあるので自分の漕ぎとしっかり向き合えるようになった期間でもありました。初めて自分の漕ぎを見た時はびっくりしました。下手すぎて。僕はほとんどの大会を整調として出場してきたので他の漕ぎに合わせないといけないし、目の前にオールがいっぱいあるしで漕ぎ辛さは感じていたのですが、それ以上にうまく漕げていなくて落ち込みました。こうたろうの後ろにいたので色々指導したいと思っていたのですが、自分の漕ぎに集中せざるを得ず、あまり教えてあげられなかったことが悔しいです。そんなこんなで苦しみながらも試合当日を迎えました。僕は普段試合で緊張することはありません。チームスポーツの良いところ(悪くもあるけど)は他人のせいにできるところだと思います。自分がミスをしてしまうのは自分が下手なのではなく、うまく漕げる環境を作り出せないクルー全体のせい。こんな感じで、本番で失敗しても大丈夫なのだと考えると気が楽になり、必然と緊張なんてしなくなります。(もちろん練習では他人のせいになんてしてないです。)ということでいつも通りやろうと思っていたのですが、めちゃめちゃ緊張していました。特に敗者復活戦の時は。4年生の引退レース。しかも特にお世話になった2人で負けたら引退してしまいます。そう考えているうちに心拍数が上がり、オールを持つ手が少し震えていました。これはカフェインのせいだと自分に言い聞かせていたものの、なかなかおさまらず、レース前の練習で伴チャをしていた人をずっと見ながら漕いで平常心を取り戻そうとしていました。レース後、さくに「こっち見てないで練習に集中しろよ」と言われたので今になって真相を話します。ただただ緊張していただけです。集中とかそれどころではありませんでした。なかなか無い初めての経験でどうすれば良いかよくわからなかったですね。レース自体は良かったと思います。自分たちのベストタイムは出たし、敗者復活戦では自分たちがやりたかったことはできたし。僕の漕ぎを見返してもうまく漕げていた気がします。ただ結果がついてきませんでした。

このオッ盾期間はとにかくともきさんとたいらさんに恩返しがしたい。そのために絶対に2人を勝たせたいと思っていたのでレース後は負けた悔しさと、何もできなかった無力感に襲われました。かつて無いほどに。2人が楽しいレースができ、後悔はない的なことを言っていたのがせめてもの救いでした。2人には本当に感謝してもしきれないです。ともきさんは自分が入りたての頃から気遣ってくれて、エルゴのタイムが伸びるたびに今でもLINEをくれます。たいらさんはお花見の時に怪我をしていたのに自分たちの伴チャをしたり、ビデオを一緒に見たりしてアドバイスをくれました。もちろんこれだけではないです。書ききれないのでほんの一部だけですけど2人には本当に本当に本当にお世話になりました。卒業までにいっぱい飲みにいきましょう。本当にお疲れ様でした。

 

オッ盾編が一応終わり、長くなってしまったのでコーヒーブレイクです。自分はこの期間に鬼滅の刃にハマりました。人気絶頂期に逆張りをしていて原作もアニメも見たことがありませんでした。映画をやるということで見始めたら止まらなくなってしまい、映画を普通の、Dolby Cinema、4DXの3回見にいきました。今回の映画は善逸と獪岳のところが一番好きです。ところで皆さんはDolby Cinemaで映画を見たことがありますか?見たことがなければ一度は行ってみてください。通常より少しお金はかかってしまいますが、それだけの価値はしっかりあります。映画開始前のDolby Cinemaの紹介だけでも感動します。

 

ここから新人戦編にいきます。今回は付きフォアBの整調として東日本新人、全日本新人ともに出場させていただきました。5人中3人が1年生ということもあり、自分としては1年生をめちゃくちゃうまくする、彼らが今後の大会で活躍するための礎を築くことがテーマでした。やる前は成長させる自信があったのですが、いざやってみるとなかなか難しかったですね。そもそも整調からは漕ぎがはっきりとわからないので、水上でうまく伝えられないし、自分は普段感覚を頼りに漕いでいるのでビデオで見た漕ぎの違和感に関してうまく言語化できず、解決策をうまく伝えられませんでした。そんな中COXのあつしの存在が大きかったですね。高校からの経験者というのもあって自分より漕ぎに対する造詣が深く、水上でも陸上でもたくさんのアドバイスをあげていました。初めは思うようにいかなくて苦労しましたが、日々の成長に驚かされるばかりでやりがいがありました。正直なことを言うと初めは辛くて大変だったし、思うようにいかなかった時は「Aフォアに乗っていた方が良かったのかな」なんてことを考えてしまった時もありました。もちろん今はそんなことは微塵も思っていません。むしろフォアBでよかったし、フォアBのみんなは俺についてきてくれてありがとう。うまくいかなくて苦しい時期もあっただろうけど、それでも最後までやり抜いてくれて本当にありがとう。

東日本新人では初日に目標を大きく上回るタイムでゴールできました。A決勝には届きませんでしたが期待を感じられる良いレースでした。B決勝ではタイムが1位だったこともあって、他の艇に前に出られてしまいみんな焦っちゃったかな。焦りを感じながらもうまくみんなを冷静にさせられなかったのは整調として反省ですね。結果は惨敗でしたが、贔屓目で見ているかもしれないけれどA決勝に出ているようなクルーと比べても遜色のないくらいうまく漕げていたと思います。

全日本新人でも目標のタイムを切ってゴールをすることができたし、スパートでどんどん上がっていくタイムを見て、気持ちよく漕ぎ切ることができました。短期間でも毎回何かしら成長してくれて楽しかったです。

 

本当はもう少しじっくり書きたい気持ちがありますが、ダラダラ書いていて疲れたし、課題もやらないといけないので締めようと思います。

最近、僕はボート部での自分の存在意義についてよく考えます。別にエルゴがめちゃくちゃ早いわけでなければ、漕ぐのが群を抜いてうまいわけではないし、このローイングという競技に対して豊富な知識があるわけでもない。大会が終わって色々な人によくフォアBを引っ張って、1年生を成長させたね、すごいね的なことを言われました。別に僕がすごいわけではないと思いますよ。上級生が下級生を導くのは当たり前だと思うし、上達したのは彼らの努力の賜物だと思います。多分誰がやっても同じようになっていたんじゃないですかね。僕としては、かげとらを整調として大会に出て、整調からの景色や、漕ぎ方考え方を経験させてあげたかったし、みやじの癖を完全になくしてあげたかった等々、もっとうまくやれたと思うし、もっと上達させることができたんじゃないかと思っています。ていうかそれが僕の役割だったわけですよ。僕は基本的に頭を使って、試行錯誤しながら漕いでもらいたいので直接的にこうやって漕げとかは言わず、ここが変だよみたいに指摘するだけでした。もちろん初めはわからないことばかりだと思うので初めは具体的に教えていましたが、だんだんと指摘になっていたと思います。このやり方が間違っていたとは思いませんが、別の方法で指導していたら違う結果になっていたのかななんて思ってしまいます。話が少し逸れてしまいましたが、指導もあまり上手くない、そんな何もない自分はこの部活において何を残せるのでしょうか。大会後のOBさんたちとの締め会の中で、寺下さんが「練習環境を改善するためにお金は出すし、たくさん支援をする。それがOBの役割なのだ。」という旨の発言をしていて、正直理解ができませんでした。毎度毎度負けて悔しいです、この悔しさを糧に次頑張りますと言っている自分たちに対してなぜ応援に来てくれて、色々支援してくださるのでしょう。僕はこの言葉を聞いて優しさに泣きそうになったし、その優しさに甘えていただけの自分が情けなく思いました。この恩は確実に返さなければいけないものではありますが、何もない自分には現状は無理でしょう。何をしたら良いのかは正直わかりません。自分の価値を考えながら以降の練習に臨み、引退までにどうにかこの恩を返せるようにしたいと思います。