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ロウは派遣社員

派遣社員ブログ…

こんにちは。

直接雇用歴10年、派遣社員歴20年のロウです。

 

同じ職場で長く働くのが苦手で、

人間関係の距離感(ランチ、飲み会、休日の話など)が近くなりすぎるのがストレスでした。

 

そんな自分には、「3ヶ月ごとに、続ける、続けないを選べる働き方」が合っていると気づき、派遣社員として20年近く働いてきました。

 

今回は、「派遣の月給制」について、実際に働いている立場から感じる”本当のところ”を書いてみます。

 

 

 

 

「月給制=安定」って本当?

最近、派遣会社の求人ページを見ると、

「安定の月給制」「充実した福利厚生」

という言葉が並んでいます。

 

いかにも、”ステップアップした働き方”のように見えますが、

実際に中身を見ると......ちょっと違います。

 

 

月給制の正体は「平均稼働×時給」

パソナ等の派遣会社が導入している月給制は、実際には「平均稼働日数×時給」で計算されています。
 
たとえば、

 

平均稼働日数20日×時給1,800円=月給28万8,000円

 

というように、あくまで”時給ベースをまとめただけ”。
 
つまり、
 
・欠勤すれば日割りで引かれる
・稼働日数が多い月は、かける時給が低くなる(=月給額を一定に見せるための調整)
という点では、従来の時給制と実質的に変わりません
 

 

「福利厚生が充実」も本当は”法律通り”

月給制のメリットとして「社社会保険や有給が充実」と書かれていますが、
これは法律で最初から決まっていることです。
・週30時間以上勤務⇢社会保険加入義務
・半年以上継続勤務&8割出勤⇢有給付与義務
 
つまり。「月給制だから社保がある」「充実した福利厚生」ではなく、
フルタイムで働いているのなら当然つく権利なんです。
 
それを”特別待遇”のように宣伝してる点は、
ちょっと違和感がありますよね。
 

 

なぜ派遣会社は月給制を進めるのか?

では、なぜ派遣会社はわざわざ月給制を導入するのでしょうか?

 

実際に働く中で感じたのは、

この制度が「働く側のため」というより、会社側の管理がしやすくなる仕組みだということです。

 
・欠勤が減る(減給が明確)
・月給で”安心感”を演出できる
・更新を断りづらくなる(「せっかく安定したのに....」と感じる)
 
つまり、”安定して見せることで、派遣社員を長く留める”という狙いがあるように感じます。
 
もちろん、それが悪いとは言いません。
ただ、「なぜこの制度ができたのか」を理解した上で選ぶことが大切です。
 
 
派遣で働く私が伝えたいこと派遣の月給制を否定しているわけではありません。

ただ、言葉のイメージだけで安心してしまうと、

思っていたのと、違う現実に後で気づくことがあります。

 

制度の言葉に惑わされず、

「自分にとって働きやすい形は何か?」を軸に選ぶこと。

これが一番大切だと思います。

 

 

最後に

派遣の働き方には、自由さもあれば不安定さもあります。

私自身は、「自分のペースで働ける」という意味で派遣を選んできました。

 

月給制だから安心、時給制だから不安定、という単純な話ではなく、

”仕組みの本質を理解して選ぶ”ことこそ、安定につながると感じています。

 

 
派遣という働き方には、自由も不安もどちらもあります。
でも、自分の「合う」を大切にすれば、働くことをもっと楽しめると思っています。