0624/Story · Marcia Griffiths | world reggae reunion

world reggae reunion

レガエの残党(カリブのJA国&東洋のJA国)



道中…

センタ: 「ヒョーコ、どんなものを選ぶつもり?ぼくは、何かユニークでイチエさんの魂を大きく震わせるようなものを見つけたいと思ってる。」

ヒョーコ: 「そうね…。その前に、さん付けしてよ。付き合ってるわけでもないし。でもユニークなら、お花がデザインされたパッケージの飲みものとかどうかな?」

センタ: 「ジュースかぁ?いや、そんなキャラには思えないな、あのひとは。うーん、もっと産地に注目した特産品なんかもイチエさんを感動させるかもしれない!と僕は思うね。」

ヒョーコ: 「産地か…。だけど!私は、過去に寄港した国を思い起こさせるようなアイテムがいいと思うの。例えば、店の棚にあったスパイス、南国のリゾート地を連想させない?」

センタ: 「スパイス!確かにエキゾチックな感じで面白い。けど、ぼくはジャズリンゴみたいな、音楽と連想させる産地ものがいいと信じるね。」

ヒョーコ: 「は~ぁ?ジャズリンゴ…センタ、それ絶対違うって!美味しいリンゴだけど、そこに音楽を求める人じゃないよ。あの人の魂はたぶん、震えないよ。」

センタ: 「…呼び捨て?そっか…。じゃあ地元の特産物に戻るけど、個性があるものにこだわってみる!君のアイデアもかなり冒険的だよな。」

ヒョーコ: 「別に冒険なんてしちゃいないけど、お互いに自由に選んで勝負しましょ。」


Story · Marcia Griffiths