センタ: 「これだ!ココナッツ!イチエさんの心を砕く…いや、震わせるアイテムだ!」
ヒョーコ: 「砕いたらダメでしょ!しかも、これ食べるとしたらどうやって??」
センタ: 「・・・イチエさんなら、たぶん知ってそうだから!男のロマンをわかってるひとだからな~!」
ヒョーコ: 「ロマンって言うなら、このパイナップルのトゲトゲこそ象徴的じゃない?」
センタ: 「トゲトゲ?それ持たせたらイチエさんが刺さるわ!」
ヒョーコ: 「…いま、アタシ・・・持ってるんだけど!トゲトゲ痛いの我慢して…」
センタ: 「へー?で?・・・ちがうな・・・それじゃない。次!移動!」
ヒョーコ: 「…え?このパイナップルどうするのよ!…戻しとこっと」
調味料コーナーでは、センタがスパイスの棚に釘付け。
さらにセンタは、がオールスパイスの瓶を高らかに掲げて勝ち誇ったように語る。
センタ: 「見てくれ、ヒョーコ!これがオールスパイスだ。スパイス界のキングだよ!ボルト選手だ!ボブマーリーだ!!」
ヒョーコ: 「キング…?ただのスパイスでしょ。しかも‘オール’ってことは何でもアリってこと?」
センタ: 「その‘何でもアリ’がすごいんだって!これひとつでクローブ、シナモン、ナツメグの風味が出せる。スパイスのオールスター集合だよ!」
ヒョーコ: 「でもさ、それって味がごちゃごちゃしない?例えば、料理に使うとして、それ大丈夫?」
センタ: 「いやいや、これがジャマイカ料理の魂だぞ。特に‘ジャークチキン’!ジャマイカ発祥で、地元では‘ジャマイカペッパー’とも呼ばれてるんだ。この味わいがイチエさんの心に響くと確信してる!」
ヒョーコ: 「ジャマイカ…。行ったこともないのにまたよくそんなにウンチクが語れること。でもその熱意だけは伝わったわ。」
センタ: 「伝わるだけじゃダメだ!このスパイスが持つ物語を届けるんだ。だって、コロンブスがヨーロッパに持ち帰ったんだぞ。世界が認めたスパイスさ!」
ヒョーコ: 「コロンブスまで話を広げるんだ…。それって、ダイジョーブ?」
センタ: 「そうかなあ・・!イチエさんがこれを使って新しい料理を生み出す、それが最高の結末だろ!」
ヒョーコは
鮮魚コーナーへ移動
センタ: 「あ!モーリタニアから来た、タコだって!これかな?」
ヒョーコ: 「え?それどこ?私たちは行ってないわよ」
センタ: 「あ!じゃあこれか?ノルウェーから来たサーモン?」
ヒョーコ: 「ノルウェーは確かに行ったけど・・・なんかぴんと来ないわ」
惣菜コーナーへ移動
ヒョーコ: 「見て!ホッケの塩焼き!これぞ思い出の味!疲れた体をほぐす最高の癒しよ!クルーズ船内の居酒屋ナミヘイの定番だったのよ♪」
センタ: 「それ、癒しだったの?ただの・・・ホッケの塩焼きが?」
ヒョーコ: 「塩味が命なの!あなた、ほんっとに!人生の味付け分かってないわね~。」
Lets Do It Again · J Boog