市場のコンセンサスは1万円?大連立? | 日経225デイトレード波動分析、日柄分析

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日経225デイトレードで重要な波動と日柄を公開します
相場は様々な外部要因、材料で動きますが
結局大きな流れでは波動と日柄に逆らうことはできません

●日経平均は 9708円 46円安

前日の上げ分46円と同じ
46円を下げて引けました。

ザラ場高値は9822円
これは下記お伝えしていた
9822円と同値で
頭を抑えられている形になっています。
ここで戻り高値となるのか

市場のコンセンサス
10000円回復にむかうのか
ですが、
10000円というのは
(2月17日高値 10891円から
3月15日安値 8227円の3分の2戻しで10003円)
このラインでもあり
もし達成したとしてもその上は
かなりきつそうな感じです。


※ 200日線の9822円
フィボナッチの9873円
長期線の
9804円、9928円。

3月末の終値ベースで最低でも
上記9822円を越えて終わらないと
上昇トレンド回復に直ちに影響がありそう・・。
としていましたが

終値ベースで上記長期抵抗ラインをすべて下回って
3月が終りました。※


次の変化日
4月19日、5月11日あたりに向けて
安値を付けに行く場合は

下値メドは8156円、7623円・・。


米雇用統計では雇用者の増加幅が市場予想を上回り
円売りになっています。

円売りの一番の原因は
金融政策に対する各国の姿勢の違いが鮮明になっていること。


各地連銀総裁からここのところ五月雨的に出てきている
金融緩和政策終了についての発言の影響が大きい。

ミネアポリス連銀総裁は年内0.75%の利上げがある
とまで言っています。



一方、日本は震災の影響で緩和的な政策スタンスを維持する可能性が高いです。

ここで 日銀が緩和的なスタンスを維持することは当然であり
円の資金還流が円を押し上げて協調介入となった
一時の円高の流れは続かないと思われます。


そして、どうやら、ECBは7日の理事会で
利上げに踏み切りそうな感じになってきています。

円安トレンドが本格的になるか・・。

84.80─85.00円のレンジを突き抜ければ

一気に円安が進む可能性あります。



岡田幹事長は自民党との大連立について、
菅首相の続投を前提に、前向きに取り組む姿勢を示しています。

危機的な状況だから、すべての政党の力を借りてやったらいい
首相を代えることはあり得ないと言っています。

この期に及んで
菅総理が変わらない大連立に政権維持以外の何の理由があるのか・・。

復興増税論でここぞとばかり増税日本「自民党」と手を組んで
さらに消費が落ち込んだら目も当てられない状況に・・。

順番としては、何があっても消費、投資を落ち込ませないように
政府が支出を拡大するのが一番。

大規模な財政出動でお金を回さなければ
それから先には進まなくなる・・。

バブル崩壊後公共投資をしても景気は回復しなかった
公共投資、財政出動には意味がない・・と言う
財政節約論者もいます。

では、公共投資をしなかったら今頃どうなっていたか・・。
公共投資を削り始めて景気はよくなったのか?・・

今は、とにかく必要なところへお金を回すこと。






※変化日、3月25日、4月5日、4月19日、5月11日、5月20日
(1日、2日の違いは許容範囲として変化日とします)

オープニングトレードシグナルは一切の裁量、相場観を排除して
システムに基づいたシグナルをお伝えします



●今日の日経先物

先週末の先物は


9680円から9740円のレンジでの動きになりそう

レンジを離れれば

上値目処 9820円・・・

としていましたが

ほぼ想定どおりの

安値9690円、高値9830円でした。

今日はどう動くか。

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先週末のCMEは 9805 円


このあたりで寄り付けば

9710円から9790円のレンジに嵌りそう。

レンジを抜けてくれば

上値メド9870円、9930円
下値メド9660円、9550円


というスタンスで見ます。
ここからの相場、細心の注意が必要です



※変化日、4月5日、4月19日、5月11日、5月20日
(1日、2日の違いは許容範囲として変化日とします)

オープニングトレードシグナルは一切の裁量、相場観を排除して
システムに基づいたシグナルをお伝えします


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