若かりし頃、表参道で勤務していた。紅葉の季節になると毎年、外苑の黄金色に染まったイチョウ並木の下を散歩したものだ。東京都の推進する外苑再開発はイチョウ並木への影響が懸念されており、この美しい都心の美を損なうであろう愚策としか思えない。

東京都の「都木」であるイチョウをないがしろにするということは、東京都自身に悪影響を及ぼしかねないのではないか。イチョウの木はご神木になっていることが多く、すばらしい神氣を放っている。外苑や葛西臨海公園の樹木の伐採は、「雛型」となって作用し、東京が穢土(えど)になりかねないのではないかと危惧する。←イチョウの葉形の神霊エネルギー

 

赤ちゃんを写した写真。これもイチョウの葉型の天使のエネルギーが赤ちゃんの周りを取り囲んでいる。

葉の形が末広がりであることから、開運招福や富貴繁栄。老木になると乳房に似た気根が伸びるため、子育てや授乳祈願。また、雌雄異株であることから良縁祈願や夫婦円満。ご神木として数多く知られることから神仏加護。「異朝」の語呂合わせから、他国の賓客を迎え入れる喜びに通じるとされるなど、ありとあらゆる縁起が担がれる。