神の経綸(計画)の中に「富士と鳴門の仕組み」があるということを出口王仁三郎聖師が霊界物語の中で述べている。様々な説があるが、詳細はわからない。

しかし、現天皇陛下がこの仕組みに重要な役割を果たすのではないかと、古神道界隈では言われてきた。

 少し気が早いが、来年2023年は、富士山の年である(2023はフジサンと読める)。そして天皇陛下は、2月23日に生まれている。お名前は徳仁(ナルヒト)で、鳴門(水)に富士山の象徴ともいうべき「火」が入っている。

 富士と鳴門は、気の流れから言えば左回りと右回りのエネルギーで、人体の頭頂部にあるツムジと肚にあるヘソに相当し、神界からのエネルギーの出入れが行われている。火と水であるが、これを逆にして水火でイキと読む。「息」であり、「生き」である。これがないと人間は生命を維持できない。「地球も生きている」「人間は生かされている」とよく言われるが、まさにこのこと。そして、日本が世界の雛形であり、最も重要な国というのもこれで納得がいく。

 このまま悪魔の支配が続く世界が続けば、人心はさらに荒廃し、世界は完全に獣の世になる。それならば、神様は地球をリセットして新しい弥勒の世を作るというシナリオがある。その時は、神界と富士を結ぶ宇宙線が切断され、23度以上傾いている地軸が元の位置に戻ってまっすぐになり、鳴門の渦も消え、地殻変動が起こる。この時、全ての生命体が一旦仮死状態になる。これが大本神諭や日月神示などで言われている「大峠」である。

 磨かれた綺麗な魂は地球壊滅の前に空中携挙されて地上におらず(新生した弥勒の世界になったら戻ってくるかもしれないし、他の星で一足先に半霊半物質のミロク世の仲間入りしているかもしれない)、壊滅した地上で息を吹き返した者たちのためにイエス様が再臨し、至福の千年王国=弥勒の世を創る。

 できることなら、地殻変動などの大峠なしに弥勒の世にソフトランディングして欲しいと切に願ってやまないが、このリセットが現天皇の時代に起こるかもしれないと言われている。ナルトは「成る十(ナルトオ)」であり、十は完成という意味があるから、徳仁天皇で神の計画が成就するということになる。

 弥勒世の天皇は、太古と同様に世界の王として統治することになり、証となる「契約の箱=アーク」を携えていなければならない。現天皇が世界の王ならば、アークを世に出す役割を担っているはずだ。あるいは、次の世界の王は裏天皇と呼ばれる血筋から出るとも言われており、物質文明の終焉までが現在の天皇の役割なのかもしれない。

 シナリオは「神のみぞ知る」ことだが、時代の大きな転換点にさしかかっていることは間違いない。いまだに続くコロナ騒ぎなど不可解な世の中でも、我々人類にできることは、全てに感謝し、神様にお詫びをし、人間らしく「清く正しく明るく」生きることしかない。全人類がそうすれば、簡単に大峠なしに弥勒の世を迎えることができるはずだ。

 ちなみに、大本裏神業を行った泉田瑞顕師によると、地殻変動後は地軸の位置が変わり、現在の富士山の代わりに裏富士と呼ばれる伯耆大山が本当の富士山の役割を果たすことになると思われる。 

(※現天皇はDSだとか替え玉ですでに処刑されているという説は、確認しようがないことと、国体の否定、自国内での分断の元なので、考慮しません)