今日は朝から天気が良かったものの、緊急事態宣言下の広島は
大規模商業施設はどこもやっておらず、特段出かけるアテもなし…
友人に教えてもらった『ファーザー』が、広島ではまだ公開されていたので、
単身社宅から運動がてら歩いて、八丁堀の東急ハンズビルにある
劇場に観にいきました。
この映画、さすがに圧巻なのはアンソニー・ホプキンズの
アカデミー級の名演ですが、助演も脇役もみな素晴らしく、
そして何よりも脚本が素晴らしく、深く感情移入できました。
そう遠くない未来に自分にも起こるであろう「老い」の問題を
豊かなユーモアとともに感じさせてくれ、
いろんなことをしみじみと味わえた良い映画です。
暗くなりがちなテーマを、捻りながらも最後で素直に描いていたことが
わかる巧妙な演出。
「老い」と「家族」を明るくかつ深く考えさせてくれる傑作でした (^ ^♪