サブーの、『Palo Congo』 です。
なんでこの冬の時期にこれを手にしてしまったのかわからないのですが、
ここ数日4月並みの陽気が続いているので少し体内時計が狂ってしまったのかも。
このアルバムがルディ・ヴァン・ゲルダーの録音でブルーノートから出ているのには
きっと深い訳があるのだと思うのですが、アフロ・キューバン・ジャズから
ジャズの要素を取り去った、純粋なアフロ・キューバンミュージックそのもの。
Congoの競演は聴き応えがあってなかなかの迫力です。
時折聞こえてくるギターはトレスという楽器なのだそうですが、
どこかに哀愁がある独特の音色。その巨匠が奏でているというクレジットがあり、
相当気合の入った録音であったことが伺えます。
ヴォーカルも土着的なムードを醸していてかなり特徴的。
たまにはこんなアルバムを聴いて、音楽の先入観を一度拭い去るのも
いいことかもしれないと思いました (^^♪
SABU"L.Martinez"(conga,bongo,Vo)
Arsenio Rodriguez(conga,g,vo)
Raul"caesar"Travieso(conga,vo)
Israel Moeses"Quique"Travieso(conga)
Ray"Mosquito"Romero(conga)
Evaristw Baro(b)
Willie capo(vo)
Sarah Baro(vo)
1. El Cumbanchero
2. Billumba-Palo Congo
3. Choferito-Plena
4. Asabache
5. Simba
6. Rhapsodia Del Maravilloso
7. Aggo Elegua
8. Tribilin Cantore