庭の南東の角に植えていたコハウチワカエデ。
とても好きな木なので、ホームセンターで見かけたときに買ったのが2013年の冬。
昨年の4月の様子
あまりブログには登場しない木なのですが、カエデの仲間では一番好きなのかもしれない。
丸っこい葉っぱがなんともいえないのです。
葉っぱが夏の暑さでやけてしまうものもありますが、昨年の秋はキレイに紅葉してくれました。
年によってオレンジ色っぽくなることもあります。
そのコハウチワカエデが、今年も新芽をいっぱい出していたのですが、なかなか葉っぱが広がらない。
よく見てみたら、葉っぱがすっかりしおれています。つい先日まで緑だった葉っぱが、そのまましゅんとしぼんでしまったみたい。
もう木全体がそんな状態。試しに軽く幹を押してみたら根本からグラグラしていました。
株元には穴が空いていて、おそらくテッポウムシが入っていたのではないかと思います。
全体がグラグラしているくらいなので、根もほとんどなくなってしまっていると思います。
というわけで、残念ながらすっかり枯れてしまいました(´;ω;`)
気がついたのは昨日の朝でした。今日はこれを抜くことに。
根もあまり生きていないような状態だったので、ものの10分くらいで抜くことができました。
ずっとあった好きな木がなくなってしまって寂しいです。
庭の角にはやっぱり木が欲しいです。
敷地から大きくはみ出るような木は植えられないので、コハウチワカエデはぴったりの木でした。
成長がとてもゆっくりなので、剪定で調整がしやすい。
枝が多すぎて混んでいるところの枝を抜けば、あとは自由にさせておくだけでいいです。
あまり直射日光が好きではないので、木陰が少なくて暑いウチの庭では木も大変だったかもしれませんが、がんばってくれました。
コハウチワカエデの紅葉
また植える木を探そうと思います。同じコハウチワカエデでもいいし、別の雑木にしてもいいかな。
また新しい木を植えられる機会ができたと思って、前向きに考えます。
ちょっとだけ現在の庭の様子。
花はあまり咲いていないけれど、こんな花壇が自分でも好きなんだと思う。
まずはひとつひとつの植物が元気に育ってくれていることに感謝です。
虫に困ってしまうこともあるけれど、虫たちに助けられていることもあります。
「庭は自然の一部」であることを忘れずに庭作りをしていこう。