バプティシア(ムラサキセンダイハギ)(2019) | ぐんまの庭を目指して

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群馬県の平野部に住む家でガーデニングをしています。イングリッシュガーデンでもなく、和風の庭でもない、「ぐんまの庭」「我が家の庭」を目指して、試行錯誤中。
使用カメラ:Pentax K-3II

今年はちょっと目立たなくて、あまりブログには出てこなかったのですが、元気に育ってくれています。

 

 

ムラサキセンダイハギ(Baptisia australis)

マメ科の宿根草。アメリカ原産。学名はバプティシア。

最近はバプティシアの品種が増えてきていて、ショップなどでもだいぶ見かけるようになってきました。

数年前まではなかなか見かけない植物で、手に入れるのが手間だったんだけどな。

 

 

芽を出してきたのが4月20日頃。他の宿根草よりも芽が出てくるのは遅めです。

例年遅めなのですが、今年は昨年秋に植え替えをしたので、もしかしたら余計遅かったかもしれません。

根を切ったこともあって、大きさも昨年よりも小さくなりました。

 

 

植え替えをしたのは、周囲の宿根草が大きくなってきて、ムラサキセンダイハギが圧迫されてしまってきたから。日当たりが大好きだし、大きく広がるタイプの宿根草なので、育ちやすい場所を作ってあげるのは大事だと思います。

 

 

芽を出すのは遅めだけど、一気に伸びて5月初めにはつぼみが見えていました。

大きく伸びれば1m以上になると思うけど、今年は60〜70cmくらいだったかな?

植え替えや株分けした後の春は、ちゃんと育ってくれるかどうか心配でしたが、ちゃんと育ってくれました。

 

 

濃いブルーの花。植えているのは庭の一番南側。

暑くなって乾燥しやすい場所で、なかなか元気に育つ植物が見つからなかったときに、これなら元気に育ってくれそうだと思って植えた植物が、ムラサキセンダイハギとススキ。

どちらも元気に育ってくれて、今ではなくてはならない存在になってくれました。

 

 

気に入ったのでもう一株購入して、それは庭の東側に植えました。こちらは午前中だけ日が当たる半日陰スペース。5月になるとペレニアルフラックスがいっぱい咲く場所ですが、その中でアヤメやチョウジソウと一緒にブルーの花の道を作っているメンバーになっています。

 

 

ポール・スミザーさんが、萌木の村でのイベントの際に「ものすごく丈夫な植物」と紹介していました。

ウチの庭で育ててみても、その通りだと感じています。小さな苗からだと大きくなるのに2〜3年かかりますが、大きくなっても大丈夫な場所に植えてみてください。

 

オープンガーデンのときも、この植物に注目していた方が多かったと思います。

もっと植える人増えてもいいと思う。オススメ植物の一つです。

 

 

 

ついでにちょっと今朝の庭。

ドロシーパーキンスが一気に花数を増やしてきました。昼間の庭にいる間に何度も見ましたが、見るたびに「キレイだな〜」と思ってしまいました。やっぱりこのバラはキレイ。

 

 

昼間は、終わった春の花の花がらを切ったり、ちょっと宿根草の切り戻しをしたり。

ピンクの花がいっぱい咲いてくれたイスパハンも、花がらやちょっと伸びすぎた枝などを切ったら、だいぶスッキリしました。

 

 

切る前に、1枚だけ撮っておいたイスパハンの花。

つるバラだし本当はもっと大きく伸ばしてたくさんの花を見られたらいいのにな。

 

 

あいかわらず暑い日が続いています。

風邪はひいていないけど、どうも鼻水が出る日が続いていて、ちとめんどくさい。

油断すると体調崩しそうです。気をつけないと。

 

ブログで紹介したぐんまの庭の植物の紹介をOwndでまとめています