昨年初めて植えたルドベキア・タカオが、一年たってだいぶ大きくなりました。
ルドベキア・タカオ(Rudbeckia triloba Takao)
キク科の宿根草。北アメリカ原産。
ルドベキアは、たくさんの園芸品種があります。タカオは古くから親しまれている品種。大きく育って小さい花がたくさん咲くタイプです。
最近の園芸店で売られているルドベキアは、花が大きくな園芸品種が多いです。
これは3〜5cmくらいの大きさの小さな花。花の形も特徴的。
花びらがだんだんと反り返ってきます。
色合いや形は、同じキク科のひまわりと近いですよね。
夏にはこんな色の花が庭に欲しくなります。ウチで咲いたのは7月中旬になってから。春に他の宿根草が芽を出してきても、なかなか育ってこなくて消えてしまったのかソワソワしましたが、その後ちゃんと育って夏までにすくすく育ってくれました。
植えたのはススキ・パープルフォールのとなり。
この場所はウチの庭の一番南側で、一番日当たり良く、暑くなって乾燥しやすいところ。色々な宿根草を植えてきたけど、ほとんどが元気に育たないところです。
今のところ、パニカム、ススキ、ムラサキセンダイハギなどががんばってくれています。この場所に「ルドベキア・タカオなら大丈夫かな?」と思って、植えてみました。
このススキと競争したということもあるかもしれませんが、高さが1mを超えて咲いています。今までルドベキアがこんなに大きくなったのを見たことがなかったので、結構驚いています。
暑さには強いという印象だけど、基本的には「たくさん花を咲かせて種をたくさんつける」タイプの植物。こういうタイプの植物は宿根草といっても短命。なのでこぼれ種で増やすとか、数年ごとに新しい苗を植えるとか、そうした更新をしながら育てる植物なようです。
ぐんぐん伸びた苗を見て、ちょっと心配になったけど、咲き出したらすごい数の花が咲いて、花壇の一角がとても華やかになってます。これは嬉しい。この植物の一番の魅力は、やっぱりこのたくさんの花なんだなと思います。
毎朝、この花を見るのが最近の楽しみ。グラス類とも合いますね。
中途半端に植えないで、ある程度の面積に群生させるか、または一株だけ植えてアクセントにするか、そんな使い方がいいのかもしれません。
来年は、この場所にルドベキアを増やしてみたいです。
まだ育て始めたばかりですが、これはぐんまの庭でもしっかり育つ植物だと言ってよさそう。そのかわり、地植えするならある程度の面積が必要かもしれません。
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