スカビオサ・パーフェクタ | ぐんまの庭を目指して

ぐんまの庭を目指して

群馬県の平野部に住む家でガーデニングをしています。イングリッシュガーデンでもなく、和風の庭でもない、「ぐんまの庭」「我が家の庭」を目指して、試行錯誤中。
使用カメラ:Pentax K-3II

ずっと前から気にしていたのですが、ブログで全然取り上げることがなかった植物があります。

 

 

スカビオサ・パーフェクタ(Scabiosa caucasica 'Perfecta')

マツムシソウ科の宿根草。日本原産のスカビオサは松虫草で、赤城にも自生している身近な植物です。このScabiosa caucasicaは、ロシアのコーカサス地方が原産のスカビオサ(caucasicaはコーカサスの意味みたい)。日本の松虫草に比べて、とても大きな花が咲きます。色々な園芸品種がありますが、パーフェクタはそのうちの一つ。

 

 

もう4~5年前に、園芸店で見かけてブルーと白の品種を購入しました。

その後白花のほうは消えてしまったのですが、ブルーの品種は毎年咲いています。

ちょっと地味な感じもして、私の気分で毎年別の場所に移動させられてる、ちょっとかわいそうな扱いなのですが、毎年ちゃんと咲きます。

どんな植物なら元気に育ってくれるのか、よく分かっていなかった頃から、それがとても心強かったのを覚えてます。

 

 

というわけで、私にとってとても信頼できる植物の一つになりました。昨年秋に3株ほど購入して、日当たりのいいところに植えてみたところ、元気に育ってくれました。また植えたばかりなので花数は多くないですが、大きな花をしっかり咲かせてくれています。

 

 

花は意外と大きくて、8cmかそれ以上。花びらが大きめなので目立ちます。

植える場所によって背の高さが変化します。ここはペレニアルフラックスの陰になってしまったので、80cm以上の高さになってます。普通なら50~60cmくらいになると思います。

 

 

あまりうまく写真を撮れなかったのですが、この花が妻や両親にはとても評判が良くて、みんな「とてもキレイ」だと行ってます。フラックスとの組み合わせも良かったみたい。

実際に見ると、もっとスッキリしたブルーが見られます。背が高くてヒョロっとしてますが、最近ときどき吹いた強風の中でも支柱なしで立っています。

 

 

同じブルーの品種でも、だいぶ色に個体差があります。

濃いブルーの方が好みだけど、これは選べないですね。実際に花を見てから買えればいいけど、売ってる苗は小さく育てられているから、ちょっと個性が消えてしまいますね。秋に苗を植えて、春をむかえるようにするのが一番いいと思います。

 

 

葉があまり茂らないのに、茎が長く伸びて花を咲かせてくれるので、花壇の前でも後ろでも使いやすいと思います。あまり和風な植栽のところに入れると、浮いてしまうかも。

 

ただ、せっかくここに植えたのですが、この場所はこの秋までに模様替えする計画なので、また移動させられることになりそう(^^ゞ

大株になると素敵だろうな、と思います。きっとまた来年も咲いてくれると思います。大事に育てよう。

 

スカビオサ・パーフェクタの育て方まとめ

・日向から半日陰まで対応してくれる丈夫な宿根草。丈夫で私はかなりお気に入り。

・花はとてもキレイです。個性的な形だし、他の花にも馴染みます。

・花壇の前でも後ろでも大丈夫。自由に使ってみましょう。

・スカビオサは品種がたくさんあります。組み合わせても楽しいかも。

 

 

ついでに今朝の庭から。

 

 

ホスタが品種によっては花を出し始めています。

これはフランシス・ウィリアムズ。まだ小さいけど、しっかりと育っています。

 

 

↓ぐんまの庭の植物の紹介と育て方をまとめています↓

庭の植物の紹介と育て方・2016年