今年のペンステモンの様子です。ウチのペンステモンは2品種。
ペンステモン・スモーリー(Penstemon smallii)
ゴマノハグサ科の常緑宿根草。北アメリカ原産の原種で、原産地では岩場に自生するそうです。
昨年よりもぐっと大きくなって、ペレニアルフラックスと比べても負けない大きさになりました。日当たりの良い所に咲く宿根草の中では、かなりのお気に入りの一つ。
花はピンク色。とっても美しいです。群生すると美しさがひきたちそう。
バラの花が暑さでぐったりしていたり、なかなか雨が降らなくてつらそうな植物もいましたが、そんなことは何も気にせずぴんぴんしてたくさんの花を咲かせます。
ペンステモンはどの品種も高温多湿に弱いところがありますが、スモーリーは多湿に気をつけていれば大丈夫な感じ。
葉は明るいグリーン。大きな葉ではないですが、目立ちます。
一緒に植える植物の葉色を考えて、うまく組み合わせるとよさそう。
高さは60~70cmくらいになっています。大きさは周囲の植物の関係もあって決まるので、なんとも言えないけど。
以前、Sheepgardenにおじゃましたとき、お庭がとても乾燥するというのを聞いた時、頭に浮かんだ植物の一つがペンステモン・スモーリーでした。岩場で自生する植物だけに、乾燥にはとても強いと思います。これは見ていて感じます。ウチにある植物では、あとペレニアルフラックスやエンジェルヘアーなどが、同じタイプ。
肥料もいらないし、寒さにも強いです。とってもオススメの宿根草のひとつです。場所があれば、もっと増やしたいと思ってます。
もうひとつ。
ペンステモン・ミスティカ(Penstemon mystica)
ハスカーレッドに似ているけど、もっと大型で花が大きくなる品種。アメリカ原産(らしい)。高さ1m以上になります。
ピンクがかった白い花。バラと同じ時期に咲いてくれる銅葉の宿根草は、バラと一緒に植えておくとバラをひきたててくれますね。
昨年はしっかり立ってくれたけど、今年はいくつかの茎が倒れてしまったので、支柱で支えています。
昨年の秋に株分けしたかったのですが、なんとなく忘れてしまった(^^ゞ
だいぶ株が大きくなってきたので、更新した方がよさそうです。
とても丈夫な宿根草だと思います。スモーリーと違って、銅葉の葉が大きくて目立ちます。バラの周辺にはゲラニウムとかベロニカのように、葉が細かい植物を多く植えてるので、大きな葉を持つ植物が植えたくなる.ミスティカはとってもいいですね。
なかなか売ってるところを見かけないのですが、ウチの庭ではハスカーレッドよりもしっかり育ちました。こちらもオススメ。
ペンステモンの育て方まとめ
・品種によって大きさ、花の雰囲気、合う場所がだいぶ違います。
・蒸れにはあまり強くないというのは、品種によらず共通しているっぽい
・意外と暑さにも耐えてくれます。
・肥料も水やりも不要です。しっかり育ちます。
最後にちょっと今日の庭。
ジューンベリーの実がだいぶ赤くなってきました。
手が届くところは、ちょっと収穫してみました。上のほうは、鳥のおやつかな?
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