シラキ | ぐんまの庭を目指して

ぐんまの庭を目指して

群馬県の平野部に住む家でガーデニングをしています。イングリッシュガーデンでもなく、和風の庭でもない、「ぐんまの庭」「我が家の庭」を目指して、試行錯誤中。
使用カメラ:Pentax K-3II

シラキの葉が真っ赤になりました。



シラキ(白木、Sapium japonicum)
トウダイグサ科の落葉小高木。日本原産。北海道から沖縄まで見られるようです。
山地の落葉広葉樹帯に自生しているのだと思う。
庭で秋に赤く紅葉する木が植えたくて、昨年の秋に植えました。(ぐりーんぐりーんから購入)



モミジをはじめ、紅葉がキレイに出る落葉樹は山に自生するものが多いので、ウチの夏暑い庭でちゃんと紅葉してくれるかどうかがとても心配でした。
まだそれほど大きくないのでそもそも葉が少ないのですが、ちゃんと紅葉してくれたのはとても嬉しい。


(2015年4月16日撮影)

こんな新芽。秋に地植えしてから最初の冬の間に、細い小枝はだいぶ枯れてしまいました。環境が大きく変わった最初の冬だし、弱いところが枯れてしまったのはしょうがないと思います。
でも、残った芽からこうした新芽がちゃんと出てきてくれました。


(2015年7月15日撮影)

夏の間の葉はこんな感じ。意外と大きく、厚みのある葉です。
モミジみたいに薄い葉を勝手にイメージしていたけど、もっとしっかりした葉でした。
そのおかげか、他の木の葉が暑い夏の中で葉焼けしていたのに、シラキはほとんど葉が傷むことがありませんでした。すばらしい。
夏から秋のはじめに葉焼けしてしまうと、どうしても秋の紅葉も見られなくなってしまうので、これはとても重要。



木の幹はこんな白いグレーで、他の木と比べて白さが目立ちます。だから付いた名前がシラキ。触れても滑らかな感じです。どんな風に成長していくのかまだ分からないですが、今のところあまり横に広がらずに上に向かって直線的に伸びていく印象です。



自然では5mくらいまで育つ木らしいですが、ウチではせいぜい3mくらいで抑えることになるかな?株立ちで、ひこばえが順調に出てきてくれれば、更新しやすくなるので大きさの調整はしやすいかな?今の大きさは2.5mくらいだと思います。



美しく紅葉する木が庭にあるといいですね。
葉が赤くなるシラキと、葉が黄色くなるコナラを昨年の秋と今年の春に植えて、今の庭でぐっと目が行く木になってくれました。
でもまだやっと1年たったところ。庭に植えた木がしっかり根付いて枝葉を広げるようになるまでには、低木でも2年、高木だと最低3~4年はかかります。まだまだ若い木なので、今後どうなるかが楽しみです。



この木を植えたことで木陰も増えたし、これまで植えられなかった山野草なども植えられるようになりました。記録的な猛暑だった今年の夏でしたが、しっかりがんばってくれたのを見て、この木はだいぶ信頼できると思えるようになりました。

一応花も咲くし実もなるらしいけど、今年はまったく咲きませんでした。来年はちょっとは見ることができるかな?



↓今年ブログで書いた、ぐんまの庭で元気に育つ植物をまとめてます↓

「庭の植物と育て方の紹介・2015年版」まとめはこちら