群馬でバラを育てているなら、行かない理由はない!という感じ。
いやいや、暑いくらいの良い天気。もしかしたら混雑してるかも、と思って行きましたが、それほど大混雑というほどでなく、ゆっくりと過ごすことができました。
入り口には白系のつるバラでおおわれたアーチ。中央にはピエール・ド・ロンサール。
両側にはつるアイスバーグやサマースノーなどがありました。
バラがいっぱい。トレジャーガーデンの敷地全体の中で考えると、ローズガーデンは大きな面積を使っているわけじゃないけど、その中に大きく元気に育ったバラたちがむかえてくれます。
一番見たかったのは、中央に設置されてるトンネルをおおっているポールズ・ヒマラヤン・ムスク。上の写真の先にあります。
アーチの中は先日紹介した写真のような感じでした。満開状態まではまだでしたが、日当りの良い部分では綺麗なピンク色の花が咲いていました。
自分の庭で、今年からポールズ・ヒマラヤン・ムスクを育て始めたので、どんな誘引をしてるのかをじっくり観察してきました。ウチのパーゴラにも、こんな風にポールズで木陰を作れたらいいなあ。
トンネルの先には、こんな撮影ポイント。
この先には、池とそれを囲むブルーのバラと宿根草たちがあります。
ここからは、特に目を引いたバラたちを紹介。
アグロステンマとグラハム・トーマスの組み合わせ。グラハム・トーマス久々に見た。やっぱりきれい。
プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント。今回特に気になったバラ。
大きく育ってとってもキレイでした。
アンジェラ。とっても有名なバラですけど、改めてキレイだなと感じた。
あまりよく見たことなかったんだなぁ。どうしよう、ひかれる。
そうそう、ウチで名前がよく分からなかった赤いバラですが、トレジャーガーデンで見かけた「ザ・プリンス」がそっくりでした。なので、とりあえずザ・プリンスだと思うことにします。
見るたびに「ウチに欲しいなぁ」と思い始めて1年くらいたつかも。ただ植える場所と誘引スペースが確保できないんです。なんとかできないものか。う~ん。
バラだけじゃなく、宿根草や樹木たち、色々と見て楽しんできました。次の週末あたりが本当に見頃かも?
このガーデンの好きなところは、バラたちがのびのびと大きく育っていると感じられること。もちろん植栽スペースによっては小さくされているところもありますが、基本的に一つ一つの株が大きく育っています。グラミス・キャッスルとか、ウチではこんなに小さい株なのに、ここではこんなに大きい~みたいな感じ。それが嬉しい。
前橋のバラ園とか、どの株も同じ形にばっさり小さく切られてしまっていて、正直あまり好きじゃない。まぁ前橋はハイブリッド・ティーが中心で、トレジャーガーデンはイングリッシュローズやオールドローズが中心なので、違う感じになるのは当然なのだけど。こればっかりは好みの問題なので・・・
館林は夏に日本一暑くなるところ。こうした地域のガーデンでどんな宿根草が使われているのかといったのも、参考になりました。
そんなわけで、トレジャーガーデンレポートでした。近県にお住まいの方は、群馬へぜひどうぞ。