果てのない世界

思いは遠くへあれど、辿り着きはせず

 

夏の桜の木の下で、彼女の骸を抱えながら

ただ空を見上げる

 

あの輝く星々の、

あの美しい星々の、

 

ほとんどが死んでいる

 

 

しかしそれでも願うなら

彼女のいる世界に私を連れてってほしい

 

 

たとえそれが地獄であろうと、私はあなたと歩きたい